2026年5月25日、BMWジャパンは次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」の第1弾となる電気自動車(BEV)「iX3」の優先商談申込みの受付を専用Webサイトで開始した。

BMWの次世代コンセプトによる第1弾モデル

iX3は、BMWのプレミアム コンパクトSAV(スポーツ アクティビティ ビークル:BMWはSUVをこう呼ぶ)のX3シリーズに新たに加わる、BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ(ドイツ語で「新しいクラス」の意味)」の第1弾モデルとなるBEVだ。2025年のジャパンモビリティショーで日本初公開されていた。

ボディサイズは、全長4782×全幅1895×全高1635mm(数値は欧州仕様。以下、同じ)。コンベンショナルなSUVらしいスタイルだが、クリアな面と精緻なラインが印象的なグラフィックと空力特性に優れたシルエットを実現している。最近のBMW車に比べてコンパクトになったキドニーグリル、乗車時にのみ自動で展開するフラットなドアハンドル、新たな意匠のBMWバッジを囲むテールランプなどが特徴的だ。

画像: 欧州仕様の数値だが、一充電の航続可能距離は800km以上とされている。

欧州仕様の数値だが、一充電の航続可能距離は800km以上とされている。

インテリアでは、BMWパノラミック iドライブを新搭載し、フリーカット デザインの17.9インチ高解像度センターディスプレイや、フロントウインドーの幅いっぱいにカスタマイズ可能なコンテンツを表示するBMWパノラミックビジョンなどを装備する。マルチファンクション ステアリングホイールは、利用可能な機能のボタンのみを点灯させて運転中のよりスムーズな操作を実現している。

BEVならではのフラットなフロアでリアシートも十分に広く、バックレストは23〜31度でリクライニング可能。シートバックは40:20:40の3分割可倒式で、ラゲッジルーム容量は最大1750Lあり、フロントボンネットフード下にも58Lのスペースがある。

画像: 日本仕様は右ハンドルになると思われる。フリーカットデザインのディスプレイやBMWパノラミックビジョンも装備する。

日本仕様は右ハンドルになると思われる。フリーカットデザインのディスプレイやBMWパノラミックビジョンも装備する。

パワートレーンは、システム総合で345kW(470hp)を発生する前後の2モーターで四輪を駆動する電気式4WDで、一充電の航続可能距離は800km以上とされている。パワートレーンとドライビングダイナミクス機能を高次元で融合したコントロールユニット「BMW ハート オブ ジョイ」を量産車として初めて搭載した。BMWダイナミックパフォーマンスコントロールとの連携で、運転に関わるさまざまなプロセスを瞬時に制御。さらに、回生ブレーキを最適に制御することで減速時の車両の揺れを抑制する。

日本仕様の予定車両価格は、iX3 50 xドライブが982万円、iX3 50 xドライブ Mスポーツが1034万円となっている。前述のように、優先商談申込みは専用サイトで受付が開始されている。

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