2026年6月9日(ドイツ現地時間)、アウディ AGはプレミアムSUVの「Q7」を第3世代にフルモデルチェンジして発表した。

まずは2種類のディーゼルターボPHEVからラインナップ

Q7はアウディのSUV「Qシリーズ」の頂点に立つ、プレミアムSUVのフラッグシップだ。初代は2005年に発表(日本仕様は2006年に発売)され、現行型は2015年に発表(同2016年に発売)された2代目となる。

従来型と同様、コンベンショナルなSUVスタイルだが、細身のデジタルマトリクスLEDヘッドライト(オプション)にブランドの象徴であるシングルフレームを備えたフロントエンドは、日本導入されたばかりのQ3にも通じる精悍な顔つき。高めのショルダーラインによる堂々としたプロポーションが圧倒的な存在感を放つ。

画像: コミュニケーションライトとアクティブデジタルライトシグネチャーを備えた第3世代のデジタルOLEDテールライトも採用。

コミュニケーションライトとアクティブデジタルライトシグネチャーを備えた第3世代のデジタルOLEDテールライトも採用。

リアはコミュニケーションライトとアクティブデジタルライトシグネチャーを備えた第3世代のデジタルOLEDテールランプを採用し、前後のデジタルライトシグネチャーは最大8種類となる。また、ライティング機能をドライバーアシスタンス機能とより密接に統合させており、レーンガイダンスやオリエンテーションライトにより、アシスタンスシステムからの重要な情報が、周囲の環境と直接視覚的に関連付けられた形で、車両前方のドライバーの視界に直接表示される。

室内は十分に広く、標準設定は5人乗りだが、2列目をセパレートにして3列目を組み合わせた6人乗りや、2列目を通常の3人掛けにした7人乗りもオプション設定できる。すべてのシートは電動調整式で、トップグレードは透明度を切り替えられるパノラマサンルーフも備わる。

収納スペースも多く、センターコンソールには2台分のスマートフォン ワイヤレス充電スペースとカップホルダーが備わる。ラゲッジルーム容量は、5人乗りでは最大806Lで、2列目を折りたためば最大2075L。7人乗りでは、2列目後方に最大722L、1列目後方に最大1980Lを確保している。

画像: インパネのほぼ全面にディスプレイを展開。幅広のセンターコンソールには2台分のスマートフォン ワイヤレス充電スペースとカップホルダーが備わる。

インパネのほぼ全面にディスプレイを展開。幅広のセンターコンソールには2台分のスマートフォン ワイヤレス充電スペースとカップホルダーが備わる。

パワートレーンは、最高出力299ps/最大トルク630Nmまたは245ps/500Nmの2種類の3L V6ディーゼルを設定。いずれも最大24psをアシストするPTG(パワートレーン ジェネレータ)によるマイルドハイブリッドとEPC(電動コンプレッサー)が組み合わされている。これを8速ティプトロニックATを介して、プレロード機構付きLSDを備えたクワトロシステムで四輪を駆動する。

サスペンションは金属バネが標準だが、オプションでアダプティブエアサスペンション(ダンピングコントロール付きもあり)も選べる。アダプティブドライビングアシスタンスプラスなど、さまざまな運転支援機能や、行き止まりからバックで戻るときに便利な学習駐車機能なども備わっている。

初代、2代目(従来型)と同様、スロバキアのブラスチラバで生産される新型Q7は、ドイツでは2026年6月から受注を開始し、同年9月からデリバリーが始まる。なお、ここで紹介している内容はドイツ本国仕様のものであり、日本仕様に関しては、現段階ではアナウンスされていない。今後のエンジン ラインナップの拡大(ガソリンやプラグインハイブリッドなど)次第で、決定されることになるだろう。

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