ルノー グランカングーが人気だ。撮影車両と同じカラーの「クルール」150台は瞬く間に完売し、その後に追加された第2弾の特別カラーもすでに完売。実際に乗った人の話を聞けば、「いいんだよ」と口を揃える。だが、何がどういいのかをあえて聞くことはしなかった。その答えは自分自身で確かめたかったから。話題がひと段落したタイミングで、じっくりと長期間付き合ってみることにした。

手放したはずなのに忘れられなかったカングー

実は自分も現行カングー(ディーゼル)を2023年の国内導入直後に購入し、約2年間所有していた。当初はアウトドアや家族とのレジャーで活躍する姿を思い描いていたものの、仕事や子育てに追われる日々のなかで、広大な空間を持て余すことが増え、悩んだ末に手放した。

それでも、今なおカングー特有のほんわかとしたキャラクターや、しなやかな乗り味を思い出しては「手放さなければよかった」と後悔する瞬間がある。もっとも、仕事柄、日々さまざまな最新モデルに触れる機会があるから、「きっと、またもっといいクルマに出会えるはずだ」と自分に言い聞かせてきた。

画像: グランカングーのボディサイズは全長4910×全幅1860×全高1810mmでホイールベースは3100mmにもなる。街中でよく見かけるトヨタアルファードより全長は85mm短く、全幅は10mm広いというサイズ感だ。

グランカングーのボディサイズは全長4910×全幅1860×全高1810mmでホイールベースは3100mmにもなる。街中でよく見かけるトヨタアルファードより全長は85mm短く、全幅は10mm広いというサイズ感だ。

そんななかで出会ったのが、グランカングーだった。

標準のカングーですら持て余していた我が家にとって、さらに大きなグランカングーは必要ないとも思える。しかしカングーを手放してから1年半が経ち、子どもたちは成長、また両親や友人を迎えて出かける機会も増えおり、「やっぱり1台ミニバン的なクルマがあると便利だな」と感じ始めていたのも事実だった。そんな思いを胸に、グランカングーのハンドルを握った。

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