2025年10月、3代目にフルモデルチェンジした日産のBEV(バッテリー電気自動車)「リーフ(LEAF)」の日本仕様が発表された。2026年1月のデリバリー開始から7カ月以上を経たところで、実際の販売データなどから、その人気を分析してみたい。

ユーザーはキックスよりも高年代層と男性の比率が高い

人気オプションのトップ3は、

1)充電ケーブル
2)ホットプラスパッケージ(後席ヒーター、リアヒーターダクトなど)
3)クリアビューパッケージ(ワイパーディアイサー、リアLEDフォグランプ)

また、トップ3には入っていないが、調光パノラミックガラスルーフやプロパイロット2.0など、リーフならではのオプションも好評のようだ。

画像: 調光パノラミックガラスルーフは遮熱機構付きで、シェードの必要がないため室内高を稼げるメリットがある。

調光パノラミックガラスルーフは遮熱機構付きで、シェードの必要がないため室内高を稼げるメリットがある。

ユーザーの年代比率は、

30代以下:10.4%
40代:15.8%
50代:25.3%
60代:24.3%
70代以上:24.2%

と、突出して多い年代がいないのもリーフの特長。それでも50代〜70代以上のシニア層が4分の3近くを占めている。ユーザーの年齢層が高いのは、2026年6月に発売されたコンパクトSUVのキックスでも同様だが、それでも50〜70代以上は約3分の2だった。車両価格やBEVというクルマの立ち位置から、より年配の人がリーフを求めているのだろうか。ちなみに、男女比率も男性81%:女性19%と、キックス(男性77%:女性23%)よりも男性比率が高くなっている。

また、新規購入者は10%、日産新車からの代替えは65%、競合他社や日産中古車からの代替えは13%、増車は13%。新型リーフの購入時に重視したポイントは、521〜702kmという長い航続可能距離、BEVであること、独特のスタイリング、そしてBEVならではの静粛性などが挙げられている。

ところで、前述のようにリーフにはハイパフォーマンスモデルのリーフ NISMOが加わった。こちらは発表されたばかりであり、660万1100円〜722万7000円とオーテック仕様車よりもさらに車両価格も高いことから販売状況に大きな変化を与えるとは思われないが、それでも購入希望者からの問い合わせは多く、またフォーミュラeが日本で開催されたこともあり、注目度は高まっているという。

2010年の初代登場以来、日本のBEVを牽引してきたリーフ。国産、輸入車ともにライバルとなるBEVは増えているが、今のところ販売は順調なようだ。街中で、その姿を見かける機会はますます増えていくことだろう。

画像: リーフNISMOのパワートレーンはベース車と共通だが、足まわりや内外装、ドライブモードなどをチューン。

リーフNISMOのパワートレーンはベース車と共通だが、足まわりや内外装、ドライブモードなどをチューン。

日産 リーフ B5X 主要諸元

●全長×全幅×全高:4360×1810×1550mm
●ホイールベース:2690mm
●車両重量:1770kg
●モーター:交流同期電動機
●最高出力:130kW(177ps)/3600-11700rpm
●最大トルク:345Nm(35.2kgm)/0-3500rpm
●バッテリー総電力量:55kWh
●WLTCモード航続距離:469km
●駆動方式:FWD
●タイヤサイズ:215/55R18
●車両価格(税込):473万8800円

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