文:篠原政明/写真:日産自動車、ほか
▶▶▶写真はこちら|3代目にフルモデルチェンジした日産のBEV「リーフ」(画像9枚)
3代目でスタイリングを一新。走りはさらに進化
2010年に世界初の5人乗り量産BEVとして登場した日産 リーフも、今回の新型で3代目を数える。実は3代目を迎えるBEVは世界中でリーフが初めてだという。発表された当初、バッテリー容量78kWhの「B7」と、これをベースに日産モータースポーツ&カスタマイズ(以下、NMC)が手がけるカスタマイズモデル「オーテック」のラインアップだったが、少し遅れて55kWhの「B5」と、そのオーテック版も登場。さらに2026年7月にはNMCによるハイパフォーマンスモデル「リーフ NISMO」も登場した。

「スーッと滑らか。ずっと乗り続けたくなるクルマ」のとおり、走りは滑らかで快適。
初代&2代目のハッチバックから一新、日産は「次世代のクロスオーバーEV」を謳い、コンパクトで引き締まったスタイルとする。クロスオーバーとはいうものの車高はあまり高くなく、立体駐車場にも対応している。インテリアは12.3インチの大型デュアルディスプレイが目を引くが、物理スイッチを適度に採用しており操作系は扱いやすい。
キャッチフレーズの「スーッと滑らか。ずっと乗り続けたくなるクルマ」のとおり、BEVにありがちな初期ゲインの強い発進はせず、アクセルペダルの踏み加減に応じてスーッと発進し、そのままスムーズに加速する。減速では、eペダル機能を使えばアクセルペダルを戻すだけで回生ブレーキが効くが唐突ではない(ただし完全停止はしない)。
オプションだがプロパイロット2.0搭載車は高速道路でハンズオフ走行が可能となり、またウインカーの操作だけで車線変更も行ってくれる。標識の速度表示に合わせてワンタッチでアダプティブ クルーズコントロールの速度設定を変えられるなど、高速走行はきわめて快適。19インチホイール&タイヤを履いているモデルでも、前後席とも乗り心地は良い。長年BEVを作ってきた日産らしい、真面目に作り込んだクルマだと感じさせてくれる。

12.3インチの大型デュアルディスプレイが目を引くインパネは物理スイッチを適度に採用しており、操作系は扱いやすい。



