BMWが提唱する次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」を採用した第1弾モデル、新型「iX3」に試乗する機会を得た。まずは、そのファーストインプレッションをお届けしよう。

2モーターはシステム総合で326psと435Nmを発生

画像: 十文字スポークのハンドル、フロントウインドー下に展開するBMW パノラミック iドライブ、平行四辺形のセンターディスプレイと、ユニークなコクピット。

十文字スポークのハンドル、フロントウインドー下に展開するBMW パノラミック iドライブ、平行四辺形のセンターディスプレイと、ユニークなコクピット。

ドアを開けて乗り込むと、まずユニークな4本(十文字)スポークのハンドルが目に入る。その奥にはメーター類はなく、フロントウインドーの下に43.3インチの「BMW パノラミック iドライブ」と呼ばれる細長いディスプレイが展開し、インパネ中央にはドライバーオリエンテッドで平行四辺形とした17.9インチのセンターディスプレイが備わる。

システムを立ち上げてインターフェースの基本的な操作を教わり、センターコンソールの小さなスイッチ式ATセレクターをDに入れてスタート。

新型iX3の日本仕様は、iX3 50 xドライブと同 Mスポーツの2グレードがラインナップされているが、今回の試乗車は後者。両者のパワートレーンに違いはなく、2モーターで4輪を駆動するBEVだ。システム総合出力は240kW(326ps)、同トルクは435Nm。Mスポーツは専用のエクステリアパーツでドレスアップされ、タイヤ&ホイールは21インチに、Mスポーツ ブレーキも標準装備する。カタログ上の車両重量は同じだが、一充電走行距離は前者が906km、後者が835kmとなっている。

今回の試乗は、おとな3人乗車で首都高速から高速道路、郊外路と走ってみた。走り出してまず感じたのは、BEVゆえの静かさと十分以上のパワー感。だが、Mスポーツの21インチ40タイヤは街中や高速道路の路面の継ぎ目などでは、けっこうガツンとショックが大きく、乗り心地はけっこう硬い。それでも高速走行では落ちついてくるのがMスポーツらしい。標準モデルとMスポーツで足まわりの違いはタイヤ&ホイールだけというから、いずれ機会があれば標準モデルの20インチ45タイヤも試してみたいものだ。

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