全長4.5〜4.8mくらいの、いわゆるミッドサイズSUVの中で高人気を続けているのが、2025年12月に発売されたトヨタの新型RAV4だ。発売開始から半年以上を経たところで、実際の販売データなどから、その人気の秘密を探ってみたい。

受注停止している販売店もあるが・・・

新型RAV4は2025年12月17日に発売し、2026年8月末までの販売台数は約4万0500台(トヨタ調べ。以下、同)。月間の販売目標台数がHEV:3000台とPHEV:700台だから、9カ月(2025年12月〜2026年8月)なら合計で3万3300台となるので、目標を大きくクリアしてその人気ぶりを表す数値だといえる。

それゆえ、販売店によっては現在受注を停止しているところもある。筆者が覗いた販売店では、2026年9月初旬に発注するとPHEVなら納車は2027年1月だが、HEVは受注を停止していた。トヨタとしては「1日でも早くお客さまにクルマをお届けできるよう、品質・安全を最優先に誠心誠意、生産活動に取り組んでまいります」とコメントしている。

ちなみに、1994年に初代が登場してから2026年7月末までの累計で、約1630万台のRAV4が販売されているという。

以下は受注開始から2026年7月までのデータとなるが、グレードによる人気順位と比率は、以下のようになっている。

1)Z(HEV):約60%
2)アドベンチャー(HEV):約20%
3)Z(PHEV):10%強
4)GRスポーツ(PHEV):10%弱

HEVとPHEVの比率は、約9:1と圧倒的にHEVのほうが高い。パワートレーン別に見ると、HEVではZが約70%、アドベンチャーが約30%。PHEVではZが約60%、GRスポーツが約40%となっている。やはり、グレードにもよるがHEVとPHEVでは100万円以上もの価格差があるから、HEVで十分と思うユーザーは多いのだろう。

画像: プラチナホワイトパールマイカのZ(HEV)は、グレード、ボディカラーとも一番人気(写真はオプション装着車)。

プラチナホワイトパールマイカのZ(HEV)は、グレード、ボディカラーとも一番人気(写真はオプション装着車)。

人気のボディカラーと比率は、以下のとおり。

1)プラチナホワイトパールマイカ:40%強
2)アティチュードブラックマイカ:20%
3)アーバンロック:10%

なおパワートレーン別に見ると、HEVでは順位は変わらないが、PHEVでは

1)ブラック×プラチナホワイトパールマイカ
2)アティチュードブラックマイカ
3)プラチナホワイトパールマイカ

となっている。グレードによるがボディカラーにはブルーやレッドも設定されているものの、モノトーンが好まれているのは、最近のクルマにおけるボディカラーの人気動向と変わらないようだ。

画像: アドベンチャーはグリルのデザインがZやGRスポーツとは異なる。ボディカラーは、3番人気のアーバンロック。

アドベンチャーはグリルのデザインがZやGRスポーツとは異なる。ボディカラーは、3番人気のアーバンロック。

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