3つのグレードに2種類のハイブリッドを設定
2025年5月にワールドプレミアされた、6代目となる新型RAV4。日本仕様は同年12月に発売され、2026年2月にPHEVモデルが追加設定された。相変わらずブームの続くSUVの中で、RAV4の属するミッドサイズSUV(全長4.5〜4.8mほど)はSUV市場の中核であり、同じくトヨタのハリアーをはじめ、日産 エクストレイルやホンダ CR-V、マツダ CX-5、そしてスバル フォレスターなどライバルひしめく激戦区だ。

写真左から、Z(PHEV)、GRスポーツ(PHEV)、アドベンチャー(HEV)。
日本仕様のRAV4は、2.5Lエンジンにフロント/リアのモーターを組み合わせて駆動するE-Four(4WD)のハイブリッド(HEV)パワートレーンのみだが、パワースペックを強化して外部からの充電を可能としたプラグインハイブリッド(PHEV)も設定される。
グレードは標準モデルにあたる「Z」、アウトドアテイストを強めた「アドベンチャー」、そして内外装に走りを意識した専用パーツを採用する「GRスポーツ」の3タイプ。ZはHEV/PHEVとも選べるが、アドベンチャーはHEV、GRスポーツはPHEVのみの設定となっている。
今回は撮影を兼ねてZ(HEV)とアドベンチャー、GRスポーツにも短時間だがドライの舗装路で試乗できた。乗り味はトヨタのHEVらしい・・・つまりモーターでスッと発進して、必要があればエンジンがフォローするが、そのつながりは極めてスムーズ。モーター走行が静かなことに加えて、エンジンがかかっても必要以上に回転数を上げないので、いずれにしても静粛性が高い。
PHEVのGRスポーツは、バッテリー残量が十分ならBEV的に走れる。HVモードにすれば、状況に応じてエンジンがアシストする。バッテリーが大きく充電システムも搭載するため車両重量で250kg以上も重くなっているものの、HEVよりパワースペックを高めているため市街地走行で加速性の違いを体感するのは難しい。それでも、重量のあるバッテリーがフロア下に搭載されているため、走りは安定し、ドッシリとした印象だ。
スタイルやパワートレーンの違いはあるが、どれを選んでも外さないなというのが、新型RAV4のファーストインプレッションだ。

その走りっぷりはトヨタのHEVらしく、スムーズで静か。PHEVでなくてもパワー的には十分だ。
