「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は2012年、BMW 1シリーズに追加設定された「M135i」だ。
文:Webモーターマガジン
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BMW M135i(2012年:2代目、車種追加)
最近(編集部註:2012年)、欧州からはメルセデス・ベンツ A250シュポルトやルノー メガーヌ ルノースポール、そしてボルボV40 T5 R-デザインなど、走る楽しさを磨き抜いた刺激的なスポーツチューンドモデルが続々と上陸している。ここで紹介する、BMW 1シリーズのラインナップに新たに加わった「M135i」も、そんな1台だ。

M135iは、BMW M社の新シリーズ、Mパフォーマンス オートモビルズで日本初導入となるモデルだ。
どうも世の中エコの大合唱で、大排気量ターボなんて言語道断!という雰囲気になってしまった昨今。そんな時代でも、BMWはしっかりとその血統を守っている。古くから完全バランスエンジンとして定評が高く、BMWブランドの顔ともなっている「ビッグシックス」、3Lの直列6気筒エンジンを、今もラインアップの頂点に据えている。しかも、これにターボチャージャーを装着して、最高出力は320ps、最大トルクは450Nmを発生する。
このエンジン、7シリーズや5シリーズといった大型セダン、あるいはX5のようなSUVに搭載されているのだが、それをBMW車では最もコンパクトな1シリーズに搭載してしまったのだから、その根性の座り方?たるやスゴいと言わざるをえないだろう。
いまや国産車においては、インプレッサWRX STIやオーリスRSといった一部の例外を除いたら、Cセグメント車はすっかりキバを抜かれた感がある。そんな日本にやって来たBMW M135i、その登場はけっこう衝撃的だった。
