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CLKで実現できない、W212型メルセデス・ベンツ Eクラスクーぺに優雅さがあった【10年ひと昔の新車】
2009年、4代目メルセデス・ベンツ Eクラスのクーぺモデル「Eクラスクーぺ」が登場した。EクラスのクーペモデルとしてW124以来、約14年ぶりの復活だった。メルセデス流のクーペの作法に則り、サイドウィンドウを最後まで開くことができるピラーレスハードトップのキャビンを採用。そこには新型Eクラスに共通するデザインモチーフが随所に散りばめられていた。ここでは日本のメディア向けにドイツ・シュツットガルトで行われた試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年7月号より)