ロードスター写真館、最後はSKYACTIVテクノロジーを採用して軽量化された現行型NDロードスターのディテールを紹介しよう。
4代 ND型(2015~)

歴代ロードスターで、もっとも全長は短く、もっとも全幅は広い。車重も先代より約100kg軽い。

魂動デザインも採用され、オープンでもクローズドでもスポーツカーらしいスタイリングになった。

オープン時のトップは先代NC型同様、Z字状に折りたたまれ、開閉はきわめてカンタン。

リアウインドーはガラス製。リトラクタブルファストバックのRFもラインアップに加わった。

エンジン排気量は歴代ロードスターで最小の1.5Lだが、高回転までキッチリ回り小気味良い。

ステアリング、シフトノブ、パーキングブレーキレバーは本革巻。赤いステッチが効果的に配される。

見やすい3連メーター。左は液晶表示でインフォメーションディスプレイも備わる。

RSは6速MTのみ。リバースは左上。グレードによっては6速ATも設定される。

レカロ製のアルカンターラ/ナッパレザーのシートはRS専用アイテム。

歴代のロードスターとはかなり異なる、鋭い目つきのヘッドライト。

リアコンビランプも歴代ロードスターとはまったく異なる形状になった。

195/50R16のヨコハマ・アドバンスポーツにブラックのアルミホイールを履く。

左リアコンビランプそばのエンブレムのロゴは、わりと普通の書体になってしまった。

NAほどではないが軽く、しかもステアリングフィールは格段に上がっている。
マツダ・ロードスター RS(2016年式) 主要諸元
全長×全幅×全高=3915×1735×1235mm
ホイールベース=2310mm
車重=1020kg
エンジン=直4DOHC・1496cc
最高出力=131ps/7000rpm
最大トルク=150Nm(15.3kgm)/4800rpm
当時の価格=319万6800円(消費税8%含む)