(タイトル写真は開発責任者の永留高明氏)
パワーユニットはVTECターボとハイブリッドを設定
今回のプレビューでは、実車を目の当たりにすることはできたが、残念ながら詳しいスペックなどは8月30日の発表日まで待つことになる。
なお、既にホンダではティーザーサイトを公開しているので、以下のバナーをクリックしてご覧いただきたい。
2017年の東京モーターショーでも参考出品されたので、実車を見た読者諸氏も多いかもしれない。
トヨタ・ハリアー、日産 エクストレイル、マツダ CX-5、三菱 アウトランダー、そしてスバル・フォレスターなど、日本車だけでもライバルがズラリと待ち受けるミドルクラスSUVは激戦区だ。

サイドウインドーのグラフィックは従来型との乗り比べのイメージを踏襲している。

ヘッドランプやリアコンビランプにはLEDを採用。235/60R18タイヤにアルミホイールも装着。
サイズ的には、フォレスターより全長は少し短いが、少し幅広く背が高い、といったところ。最近のホンダ車らしい顔つきに、メッキパーツが効果的に配されている。
インテリアもウッド調パネルや本革ステアリングにインパネシフトも採用し、上質な雰囲気が漂う。

ウッド調パネルがインパネやセンターコンソール、ドア内張りなどに採用された上質なインテリア。

上級グレードには本革シート(もちろん電動アジャスト)も採用。ガソリン車は3列シートも設定。
現在のところ公開されている情報によると、パワーユニットは1.5LガソリンのVTECターボとハイブリッドの2本立て。ハイブリッドのシステムは、アコードやオデッセイなどに採用されている2モーターのi-MMDだ。
駆動方式は、FFとリアルタイムAWDを設定。i-MMDとAWDの組み合わせは初となる。
ガソリン車には3列7人乗りも用意される。

2.4Lエンジンを凌ぐ加速感とリーズナブルな維持費を両立するという1.5LのVTECターボ。

ハイブリッドは2モーターの i-MMDを採用。はじめてAWDとも組み合わされた。
ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車に標準装備。ミドルクラスSUVだけあって快適装備なども標準で充実しており、上級グレードには本革シートや電動サンルーフ、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートなども標準装備する。
ますます激戦が予想されるミドルクラスSUV市場。CRーVの健闘に期待したいところだ。

新型CRーVについては、ホリデーオート9月号でも紹介しています。