セダンでもなくクーペでもない、流麗なファストバックスタイル
2018年3月に開催されたジュネーブオートサロンで新型508がデビュー、2018年10月のパリオートサロンでは新型508SWが発表され、その後の動向が注目されていたプジョー508が、いよいよ日本市場に導入されることになった。
ただし、まだ4ドアサルーンのファーストエディションのオンライン予約が開始されただけで、SWを含む、カタログモデルの導入にはもう少し時間がかりそうだ。この限定車の発表から、プジョーの意気込みは十分に伝わってくる。
この新型508は、これまでのプジョーのフラッグシップモデルの伝統であったトランクリッドを備えた正統派セダンから脱却し、セダンでもなくクーペでもない、リアゲートを備えた流麗なファストバックスタイルとなったのが大きな特徴。
インテリアには12.3インチヘッドアップインストルメントパネル、8インチタッチスクリーン、トグルスイッチを備えた新世代i-cockpitを採用、最新プジョーデザインの立体的な造形としている。
![画像: 4ドアサルーンは流麗なファストバックスタイルに変身。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/11/01/608446eae761895c0bd3ccdbe8ea0d1993136d98_xlarge.jpg)
4ドアサルーンは流麗なファストバックスタイルに変身。
![画像: 立体的な造形のインテリア。新しいデザインのi-cockpitを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/11/01/5d3dde1c9d4957d4db01b8bde4f2d6cea2b9303b_xlarge.jpg)
立体的な造形のインテリア。新しいデザインのi-cockpitを採用。
今回の限定車のパワーユニットはプジョー自慢の2Lクリーンディーゼル。カタログモデルでもこれがメインユニットとなるはずだ。サスペンションはフロント・ストラット、リア・マルチリンクで、これに電子制御アクティブサスペンションを組み合わせ、プジョーならではのドライビングプレジャーとライドコンフォートを実現しているという。
今回の限定車「508 ファーストエディション」は最上級グレードであるGTにオプションをフル装備したモデル。専用の深紅のナパレザーシートと18インチアルミホールを装着、ナイトビジョンやアクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニター、インテリジェントハイビーム、ハンズフリー電動テールゲート、FOCALプレミアムオーディオなど安全装備、機能装備も満載する。
また、記念モデルということもあり、ボディカラーにはフランスの三色旗にちなんだ、アルティメットレッド、パールホワイト、ダークブルーの3色が設定されている。
車両価格は577万円。予約はオンライン公式ホームページの特設サイトで受け付けている。なお、購入記念としてフランスのオーディオブランドFOCALのヘッドフォンLISTEN WIRELESSがプレゼントされる。
![画像: 落ち着いたレッドのナパレザーシートを採用。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/11/01/80f5817720c036ef9677bd424251161a27d836f6_xlarge.jpg)
落ち着いたレッドのナパレザーシートを採用。
![画像: プジョーとして初のナイトビジョンも搭載。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/11/01/042b81cbbee2ac5c5ad34ba4b4938ada3f584b82_xlarge.jpg)
プジョーとして初のナイトビジョンも搭載。
![画像: パノラミックサンルーフは開閉式。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2018/11/01/24ebd01db5b650b5ddae9fc2aef4537690e9663c.jpg)
パノラミックサンルーフは開閉式。
プジョー508 ファーストエディション(限定車)主要諸元
●全長×全幅×全高=4750×1847×1404mm ●ホイールベース=2793mm ●エンジン=直4DOHCディーゼルターボ ●排気量=1997cc ●最高出力=177ps/3750rpm ●最大トルク=400Nm/2000rpm●トランスミッション=8速AT ●駆動方式=FF ●車両価格=577万円