プリウスはマイチェンでスタイルを一新。コネクテッドカーへと進化
今回のマイナーチェンジでは、まず内外装を一新。とくにフロントフェイスの印象はガラッと変わった。さらにバンパー、ランプ類などのデザインを変更し、踏ん張り感のあるシルエットを実現した。とくにヘッドランプ、リアコンビランプのデザインが変更されたことで、従来型からの印象はかなり変わった。
室内はインストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾を採用し、上質感のある落ち着いたデザインとした。
なお、“ツーリングセレクション”には、外板色とブラックの幾何学調ルーフフィルムをあしらったカラーリングを採用し、スポーティかつプレミアムな印象を高めている。
また、すべてのユーザーがコネクティッドサービスを体感できるように、専用通信機DCM(データ・コミュニケーション・モジュール)を全車に標準搭載。T-コネクト サービスを3年間は無料で提供する。
専任のオペレーターサービス、ハイブリッドナビ機能やLINEマイカーアカウントなど、クルマが人や社会と通信でつながることで、24時間365日、カーライフを充実させるさまざまなサービスを利用できる。
さらに、昼間の歩行者も検知対象とするプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)をはじめ、車線を逸脱しそうな際にステアリング操作をアシストするレーンディパーチャーアラートや、全車速に応じて追従走行を支援するレーダークルーズコントロール、夜間の見やすさをサポートするオートマチックハイビームをセットにした衝突回避支援パッケージ「Tトヨタ セーフティセンス」を全車に標準装備した。
大型スマホにも対応する置くだけ充電や、吸い込み方式のシートベンチレーションといった便利・快適機能も拡充している。車両価格は、以下のとおり。
月販目標台数は6600台。クセの強すぎるデザインで好き嫌いの分かれていたプリウスだが、今回のマイナーチェンジでユーザーの評価はどう変わるか、注目したい。