オープン化されても、美しいスタイルとハイパフォーマンスはクーペと変わらず
ベントレー コンチネンタルGTコンバーチブル発表
youtu.be2018年も6年連続で、世界で1万台以上を販売したベントレー・モーターズ。日本でも2018年はベンテイガや新型コンチネンタルGTが好調で、437台を販売した。
そんなベントレーは、1919年にW.O.ベントレーが会社を設立し、1921年に最初のモデル「3リッター」が19台製作された。今年2019年は、ベントレー創業100周年にあたる記念すべき年なのだ。
![画像: ベントレー最初のモデル、1921年式「3リッター」(車両提供:ワク井ミュージアム)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/584b7bff6141214efd8948cfd4f92f64207506ca_xlarge.jpg)
ベントレー最初のモデル、1921年式「3リッター」(車両提供:ワク井ミュージアム)
今回発表されたコンチネンタルGT コンバーチブルは、その名のとおりコンチネンタルGT(クーペ)のオープンモデルだ。
クーペ同様、先代モデルよりフロントホイールを135mm前方に配置したことで、ボンネットが長くなりノーズも低くなって、ルーフを開けても閉じても美しいスタイルを見せる。
![画像: クリスタルガラスをイメージしたヘッドライトにはLEDマトリクス技術がされている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/34ba7e8d0e4c6d6dc785c071a44ede0465f70e14_xlarge.jpg)
クリスタルガラスをイメージしたヘッドライトにはLEDマトリクス技術がされている。
![画像: ボディカラーは、標準で17色、オプションで46色が設定されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/f5baf1d3af4ae63bb69e2683f48b6890b92e2c2d_xlarge.jpg)
ボディカラーは、標準で17色、オプションで46色が設定されている。
トップの開閉に要する時間は19秒(先代は25秒)で、車速が50km/h(先代は30km/h)以下なら走行中でも開閉できる。
Z型に折りたたまれる独自のソフトトップはシーリングシステムを改善し、一般的な巡航速度でのノイズは先代より3dB低減している。
![画像: クローズドのスタイルも美しい。ルーフのカラーは7色設定されている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/6b9ac9591ee6b3f1022eb78e798852c59390e865_xlarge.jpg)
クローズドのスタイルも美しい。ルーフのカラーは7色設定されている。
キャビンはハンドクラフトされた最高級の素材が奢られ、またセンターダッシュには、ウッドパネル/12.3インチの液晶タッチスクリーン/3つのアナログメーターが切り替えられるローテーションディスプレイも備わる。
![画像: 最高品質の天然レザーやウッドパネルをふんだんに用いたインテリア。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/16132b7e1bee2442c558132dd30d13e9b25282bf_xlarge.jpg)
最高品質の天然レザーやウッドパネルをふんだんに用いたインテリア。
![画像: 12.3インチの液晶タッチスクリーン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/a62e63ca24ede2ae9d3f65dc881e90d495ddccda_xlarge.jpg)
12.3インチの液晶タッチスクリーン
![画像: 3つのアナログメーター](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/63a8e5cc7532678301e5fcc321314827b170a970_xlarge.jpg)
3つのアナログメーター
パワートレーンはクーペと同じ6LのW12ツインターボに8速DCTを組み合わせ、4輪を駆動する。最高出力は635ps、最大トルクは900Nm。0-100km/h加速は3.8秒、最高速は333km/hを誇る。オープン化に伴いクーペより170kg車重が増えているが、0-100km/h加速が0.1秒遅いだけで、最高速は変わらない。
![画像: 狭角V6をV型に配置したW12ツインターボは、635psと900Nmを発生する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/2e83e8f45e77f7ff0b86e3560198c4c666867a1c_xlarge.jpg)
狭角V6をV型に配置したW12ツインターボは、635psと900Nmを発生する。
コンチネンタルGT コンバーチブルのホワイトボディは、プラットフォームにアルミニウムと高張力鋼板を合理的に採用し、20%の軽量化を達成しながらねじり剛性を5%向上している。また、クーペと同様に48Vシステムによるアクティブアンチロールバーも装備する。
![画像: フロントシートはヒーター&クーラーはもちろん、ネックウオーマーも装備している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2019/01/31/bb48b71ddb56b51304094511be7e7e6d05376bc3_xlarge.jpg)
フロントシートはヒーター&クーラーはもちろん、ネックウオーマーも装備している。
新型コンチネンタルGT コンバーチブルの日本での車両価格は、税込み2818万円。デリバリーは、2019年第3四半期を予定している。
ベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル 主要諸元(本国発表値)
●全長×全幅×全高:4850×1954×1399mm
●ホイールベース:2851mm
●重量:2414kg
●パワーユニット:W12 DOHCツインターボ
●排気量:5950cc
●最高出力:635ps/6000rpm
●最大トルク:900Nm/1350-4500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:フロントエンジン AWD
●価格:2818万円(税込み)