内外装色にダークグレーとオレンジを組み合わせた特別仕様車
PHEVやEVといった電動化モデルを専門としたBMWのいちブランド「BMW i」から登場したラグジュアリークーペ「i8」は、231psを発生する1.5L直3ターボエンジンと143psのモーターを搭載するPHEV(プラグインハイブリッド)である。ミッドシップされたエンジンで後輪を駆動しつつ発電し、フロントに配置されたモーターで前輪を駆動する電気式4WDとなる。
その独特な性能だけでなく、ワイド&ローなスタイリングやドアを上へ跳ね上げるように開けるバタフライドアの採用などにより、スーパーカーに分類されることが多い。また2011年に公開された映画ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルで、i8のコンセプトモデル「BMW Vision Efficient Dynamics」が銀幕デビューしたことでも知られる。
そして2019年9月2日にBMWはこのi8の生産を2020年4月に終了するを発表し、これと同時にファイナルエディションとも言える限定車「BMW i8 Ultimate Sophisto Edition(アルティメット ソフィスト エディション)」を全世界200台発売するという。
この限定車にはその証となる「1 of 200」と刻まれたバッヂがセンターコンソールに装着され、また外装色には「ソフィスト・グレー」というダークグレーを採用。さらにキドニーグリルやサイドスカート、ホイールにオレンジの「E-コッパ―」カラーを配色している。内装色にも同様のコントラストとなっている。
本モデルは前述のとおり全世界で200台の限定で先着販売となり、2019年9月5日から正規ディーラーでの受注を開始するという。
BMW i8 アルティメット ソフィスト エディション 車両価格(税込10%)
i8クーペ アルティメット ソフィスト エディション(左/右ハンドル):2312万円
i8ロードスターアルティメット ソフィスト エディション(左/右ハンドル):2453万円