2019年10月16日、トヨタは新型車「ヤリス」を世界初公開した。日本では「ヴィッツ」と呼ばれていたコンパクトカーだが、今回のフルモデルチェンジを機に世界統一名称となった。日本仕様の詳細は未定だが、まずは発表会場の写真からディテールを見ていこう。

次の時代に求められるコンパクトカーの新たな価値を追求

トヨタのコンパクトカー、ヴィッツは4代目にフルモデルチェンジされるのを機に、車名を世界統一名称の「ヤリス」に変更した。ヤリス(YARIS)とは、ギリシア神話の気品やエレガンスを象徴する女神 CHARIS をベースとした造語であるという。新型ヤリスは、コンパクトカー向けのTNGAプラットフォームを初採用したほか、エンジン、ハイブリッドシステム、ミッションやサスペンションなど、すべてをゼロベースから作り上げた新世代コンパクトカーだ。

パワートレーンは、新開発の直列3気筒 1.5Lダイナミックフォースエンジン、それにモーターを加えたハイブリッド、そして1.0Lと3種類を搭載。駆動方式はFFが基本だが、電気式4WDのE-Four も設定されている。組み合わされるミッションは、ハイブリッドは電気式無段変速機、ガソリン車はCVTだが、1.5Lには6速 iMTも用意される。

アクティブで躍動感のあるエクステリアに、広くスポーティなインテリアは、誰が見ても好感の持てるデザイン。トヨタ初の高度駐車支援システム、最新のトヨタセーフティセンス、トヨタ初のターンチルトシート、スマホと連携できるディスプレイオーディオなど、安全&快適装備も、このクラスとしてはトップレベルの充実ぶり。気になる日本仕様の発売は、2月中旬を予定している。(写真:井上雅行)

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