2020年1月10日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)は東京オートサロン2020のプレスデーで軽クロスオーバーのコンセプトモデル「TAFT(タフト)コンセプト」を世界初公開した。そのディテールを写真で紹介しよう。
日常生活からレジャーまでアクティブに使える
ダイハツには、1974〜84年に生産していた小型オフロード4WDで「タフト」の名を与えられていたモデルがあったが、2019年に発売された「ロッキー」同様、懐かしの名前を復活させるようだ。今回の「TAFT コンセプト」は、その車名の頭文字に由来して、「Tough & Almighty Fun Tool(タフ & オールマイティ ファン ツール)」をコンセプトに、2020年央の発売に向けて開発が進められている、軽クロスオーバーのコンセプトモデルだ。
日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバーというコンセプトで、開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室空間といった、毎日を楽しくしてくれそうなアイテムを多く採用している。
まだコンセプトモデルということで、全長3395×全幅1475×全高1630mmという外寸と、エンジンは660ccターボ、トランスミッションはCVT、駆動方式は2WD(FF)、タイヤサイズは165/65R15というスペックしか公表されていない。とはいえ、4WDも設定されるだろう。まずは、展示車両のディテールをじっくり見ておきたい。