新型ヤリスをベースにしたコンパクトSUVの誕生か
![画像: 新型ヤリスから採用が始まったTNGA-Bプラットフォーム。全長、ホイールベースなどの設定に自由度が高く、Bセグメントの多様な車種に対応する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/01/15/c27366af322ae04c64aed2939839384dce5fce72_xlarge.jpg)
新型ヤリスから採用が始まったTNGA-Bプラットフォーム。全長、ホイールベースなどの設定に自由度が高く、Bセグメントの多様な車種に対応する。
導入時期や量産計画は追って発表するとのこと。会場で公開されたシルエットからはRAV4との共通点も見いだせる。スペックも一切明らかにされていないが、前後タイヤを覆うダイナミックオーバーフェンダーからコンパクトとは言え全幅は1700mmを超えることは確実だ。
一方、短いホイールベースからはBセグメントの範疇に収まりそうな気配だ。敢えて言うなら、ホンダのヴェゼルに近いサイズを予感させる。日欧SUVのトレンドは確実にコンパクトクラスへと向かっており、欧州はもとより日本でも発売されれば高い人気を獲得しそうだ。
![画像: RAV4を連想させるダイナミックなオーバーフェンダーだがホイールベースは短い。フレキシブルなTNGA-Bプラットフォームを使った、新たなヤリス・ファミリーが登場する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/01/15/302be1355a7b77b302e93df62422c955da6d5f2f.jpg)
RAV4を連想させるダイナミックなオーバーフェンダーだがホイールベースは短い。フレキシブルなTNGA-Bプラットフォームを使った、新たなヤリス・ファミリーが登場する。
前述のとおりプラットフォームは新型ヤリスと同じGA-B。このプラットフォームは3気筒エンジンの搭載を前提に設計されているので、パワートレーンは1.5Lの直3および1.5L直3ハイブリッドとなる可能性が高い。駆動方式もFFと4WDがラインアップされ、新型ヤリスとの共通点は多いはずだ。ゆえに正式車名もすでにタイで発表されているコンパクトSUVと同じく「ヤリス クロス」となるかもしれない。
おそらく2020年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされ、4月頃よりフランスのバレンシェンヌ工場(TMMF)で量産を開始、まだ発表されていないが日本でも8月には生産が始まると予想する。
![画像: 日本ではいよいよ2月中旬から発売される新型ヤリス。受注は大変好調だとのこと。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2020/01/15/e0f8ee9be538e9a9680287592e48ea80845cab06_xlarge.jpg)
日本ではいよいよ2月中旬から発売される新型ヤリス。受注は大変好調だとのこと。