マツダはSUVタイプの軽自動車「フレアクロスオーバー」をフルモデルチェンジして2月27日より発売する。

走行性能をアップ。予防安全装備も充実

フレアクロスオーバーは、スズキのSUVタイプ軽自動車「ハスラー」のOEM供給モデルだ。ハスラーが2019年12月に2代目にフルモデルチェンジしたのに伴い、フレアクロスオーバーもフルモデルチェンジされた。したがって、今回のモデルが2代目にあたる。

したがって、内外装は基本的にハスラーと変わらない。車体前後とステアリング中央のエンブレムが、スズキの「S」マークからマツダの「M」マークに変わっていることが大きな違いだろう。

画像: ハイブリッドXGのインパネ。3連インパネカラーガーニッシュが特徴的。

ハイブリッドXGのインパネ。3連インパネカラーガーニッシュが特徴的。

従来型とエクステリアデザインは大きく変わらないが、Cピラー後ろにウインドーを設けた6ライトのサイドビューとなり、ボンネットを高くして重厚さを増したフロントフェースやボディ同色で存在感を増したピラーなど、よりタフで力強いスタイルに進化した。

インテリアでは、3連インパネカラーガーニッシュやメーター内のマルチインフォメーションディスプレイを採用。内装色はボディカラーに対応してアクセントが入るなど、ワクワク感と遊び心を演出している。また、延長されたホイールベースをエンジンルームの最小化により、すべての乗員が快適に過ごせる室内空間を創出している。

パワートレーンでは、新開発の自然吸気エンジンとCVTを搭載し、優れた燃費性能とスムーズで軽快な走りを両立している。ターボ/ノンターボともマイルドハイブリッドを採用し、4WD車にはスノーモードも追加した。新設計のボディ構造で乗り心地や操縦安定性も向上している。

予防安全では、マツダ軽自動車初の全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能をハイブリッドXTに設定。先進安全技術の設定拡大により、全グレードが「サポカーS・ワイド」に該当している。

画像: ハイブリッドXGのシート。ボディカラーに対応したアクセントカラーが入る。

ハイブリッドXGのシート。ボディカラーに対応したアクセントカラーが入る。

車両価格(税込)は、以下のとおり。

ハイブリッドXG(2WD=FF/4WD):136万5100円/149万9300円
ハイブリッドXS(2WD/4WD):151万8000円/165万2200円
ハイブリッドXT(2WD/4WD):166万5400円/179万9600円

エンジンは、XTのみ0.66Lターボ、他グレードは0.66L自然吸気。ミッションは、すべてCVTのみ。

フレアクロスオーバー ハイブリッドXT(4WD) 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1680mm
●ホイールベース:2460mm
●重量:860kg
●パワートレーン種類:直3 DOHC+モーター
●排気量:658cc
●エンジン最高出力:36kW<49ps>/6500rpm
●エンジン最大トルク:58Nm<5.9kgm>/3000rpm
●モーター最高出力:1.9kW<2.6ps>/1500rpm
●モーター最大トルク:40Nm<4.1kgm>/100rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置き4WD
●WLTCモード燃費:23.4km/L
●タイヤサイズ:165/60R15
●税込価格:149万9300円

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