2020年2月13日(米国東部時間)、トヨタはフロリダ州デイトナで3.0Lエンジンに改良を加えたGRスープラを発表した。日本での発売は2020年秋以降の予定だ。(写真はすべて北米仕様)

最高出力は従来型比14%アップで加速性能が向上

画像: 写真は北米仕様

写真は北米仕様

GRスープラは、トヨタとBMWが共同開発したスポーツカーだ。日本では2019年5月から販売されている。今回のエンジン改良では、エキゾーストマニホールドの構造や新ピストンの採用による圧縮比を変更することで、最高出力を従来型の335hp(340ps)/5000-6000rpmから14%アップした382hp(387ps)/5800-6500rpmに、最大トルクは365ポンドフィート(496Nm)1600-4500rpmから368ポンドフィート(500Nm)/1800-5000rpmに向上している。これにより、0→60mph(96km/h)加速は、従来型より0.2秒速い3.9秒を達成し、パワフルな走りに磨きをかけている。

シャシ関係では、フロント部にブレースを追加してボディ剛性の強化を図るとともに、それに合わせてサスペンションを再チューニングすることでコーナリング中の安定性を高めている。車重は3397ポンド(約1542kg)から3400ポンド(約1544kg)と、ほんのわずかだが重くなっている。(数値はすべて北米仕様のもの)

画像: GRスープラ(3.0L)米国仕様 youtu.be

GRスープラ(3.0L)米国仕様

youtu.be

ここで紹介した以外のエクステリアやインテリア、および2Lエンジンなどに関しては、とくに変更はないようだ。日本仕様の発売時期は2020年秋以降と予定されている。その登場を楽しみに待ちたい。

画像: 日本デビューが今から楽しみだ。

日本デビューが今から楽しみだ。

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