1980年代、「クロカン」ブームを支えた4WDが、各自動車メーカーから続々と発売された。この連載企画では、今でいうSUVとは、ひと味もふた味も異なる「泥臭さやワイルドさ」を前面に押し出したクロカン4WDを紹介する。第19弾は「2代目 テラノ」だ。

最新の4WDシステムに減衰調整機構付きサスペンションを搭載

画像: ボディ構成は、写真の標準タイプとオーバーフェンダーを装着したワイドタイプが設定された。

ボディ構成は、写真の標準タイプとオーバーフェンダーを装着したワイドタイプが設定された。

2代目テラノの注目ポイントは従来のパートタイム4WDの他に、R32 スカイラインGT-Rの4WDシステム「アテーサE-TS」をベースにした「オールモード4×4」を搭載したモデルを設定した。これは前後の駆動配分を「0:100(FR状態)」から「50:50(直結4WD状態)」まで、瞬時に無段階調節する画期的なシステムだ。これにABSを統合制御することで、オフロード走行時でもスムーズなブレーキング性能を実現した。

加えて軽量でしなやかなモノコックとラダーフレームの強靭さを併せ持った「モノフレーム」のボディ構造も特徴的だった。このモノフレームについて、コアなオフロード4WDファンからは否定的な意見も多かった。しかし、冒頭のとおりハードなレースにも耐えうる、理に適った構造であったことはいうまでもない。

さらにサスペンションも秀逸だった。フロントは乗り心地と操縦性に優れたストラット式コイルを採用。長いサスペンションストロークと大きなハンドル切れ角が、オフロードの走破性にも大きく貢献した。リアは先代モデルと同じ5リンクリジッド式コイルだが、減衰力を2段階調整できるショックアブソーバーも設定するなど、あらゆるステージでの最良化を果たしている。

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