1980年代、「クロカン」ブームを支えた4WDが、各自動車メーカーから続々と発売された。この連載企画では、今でいうSUVとは、ひと味もふた味も異なる「泥臭さやワイルドさ」を前面に押し出したクロカン4WDを紹介する。第19弾は「2代目 テラノ」だ。

最新のディーゼルエンジンを投入し、常にバージョンアップを図った

画像: デビュー時は、130psを発生する2.7L直4インタークーラー付ディーゼルターボが搭載された。

デビュー時は、130psを発生する2.7L直4インタークーラー付ディーゼルターボが搭載された。

パワーユニットは2タイプ。3.3L V6「VG33E型(170ps/最大トルク27.1kgm)」のガソリンエンジンと、2.7L 直4ディーゼルターボ「TD27ETi型(最高出力130ps/最大トルク28.4kgm)」をラインナップ。登場から1年後の1996年には、従来のディーゼルエンジンに加え、3.2L直4インタークーラー付ディーゼルターボ「QD32ETi型(最高出力150ps/最大トルク34.0kgm)」を追加した。

さらに1999年には、排気量をサイズダウンさせながらも、20psも出力アップした3L直4インタークーラー付ディーゼルターボエンジン「ZD30DDTi型(最高出力170ps/最大トルク36.0kgm)」を投入した。テラノに搭載されたディーゼルエンジンには、常に最新のパワーユニットが搭載された。

This article is a sponsored article by
''.