ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドを用意
パワートレーンは、先代の3気筒1.2LガソリンターボPureTech(110ps仕様・130ps仕様)と1.5LディーゼルターボBlueHDiに加え、1.6Lガソリンターボを搭載する新世代PHEV(プラグインハイブリッド)モデル2種を設定。
プラグインハイブリッドのハイパワー仕様「HYBRID 225 e-EAT8」では、最高出力132kW(180ps)/6000rpm、最大トルク250Nm/1750rpmを発生する1.6Lエンジンと、最高出力81kW(110ps)/2500rpm、最大トルク320Nm/500-2500rpmを発生するモーターを搭載して、システム総合225psを発揮する。バッテリー容量は12.4kWhで、モーターのみでWLTPモード59kmの航続距離を実現する。駆動方式はほかのモデルと同様、FFとなる。
ドライビングエイド(先進運転支援システムADAS)も最新世代のもので、ストップアンドゴー機能を備えたアダプティブクルーズコントロール、レーンキーピングエイド、カーブに応じた速度最適化機能、自動運転にさらに前進したDrive Assist 2.0パックが採用されている。また、ステアリングホイールにはドライバーが手を放していないかを検出するセンサーも備わる。
ボディカラーは、Olivine Green、Vertigo Blue、Elixir Red、Pearl White、Ice White、Artense Grey、PerlaNera Blackの7色。
新しいプジョー308は、間もなくフランスのミュルーズ工場で生産が開始され、2021年秋には欧州で販売が開始されることになっているが、価格など詳細は未定で、日本への導入計画もまだ発表されていない。今回はまずハッチバックからのデビューとなったが、この後、308SWなども登場するはずだ。
![画像: 新しいブランドロゴを纏って登場した新型プジョー308。彫りが深く奥行き感のあるフロントグリルパターンの中に新しいロゴを配置している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/03/18/64563b9d2c86dfaa644e9bb9c8458fa7b60b300d_xlarge.jpg)
新しいブランドロゴを纏って登場した新型プジョー308。彫りが深く奥行き感のあるフロントグリルパターンの中に新しいロゴを配置している。
プジョー308 1.5 BlueHDi 主要諸元
●全長×全幅×全高:4367×1852×1444mm
●ホイールベース:2675mm
●車両重量:1340kg
●エンジン: 直4DOHCディーゼルターボ
●総排気量:1499cc
●最高出力:96kW(130ps)/3750rpm
●最大トルク:330Nm/1750rpm
●トランスミッション:6速MT/8速AT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:軽油52L
プジョー308 ハイブリッド225 e-EAT8 主要諸元
●全長×全幅×全高:4367×1852×1441mm
●ホイールベース:2675mm
●車両重量:1633kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●総排気量:1598cc
●最高出力:132kW(180ps)/6000rpm
●最大トルク:250Nm/1750rpm
●モーター最高出力:81kW(110ps)/2500rpm
●モーター最大トルク:300Nm/500-2500rpm
●バッテリー容量:12.4kWh
●システム総合出力:162kW(225ps)
●システム総合トルク:360Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:40L