栃木県芳賀郡のツインリンクもてぎ敷地内にあるホンダコレクションホールで、企画展「CIVIC WORLD」が2021年5月31日まで開催されている。1972年の初代シビックが登場してから2022年で50周年を迎えるにあたってのイベントで、ここでは歴代シビックの進化と歴史の一端を見ることができる。世界170カ国以上で累計販売台数2600万台以上(2019年時点)を誇るシビック。その展示の様子の一部をお届けしよう。

4代目 シビック 1987年9月(昭和62年)

ワイド&ローなプロポーションにハイパー16バルブエンジン、四輪ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、高度なメカニズムが投入された4代目。1989年にはVTECエンジン搭載モデルも登場した。愛称はグランドシビック。

画像: ロー&ワイドで曲面構成を基調にしたスタイリング。

ロー&ワイドで曲面構成を基調にしたスタイリング。

4代目シビックのロゴ。字体は3代目からさらに変更。

エンジン:1.3〜1.5L直4、1.6L直4 DOHC、1.6L直4 DOHC VTEC
販売価格:86万円〜190万4000円(当時)

4代目シビックのインテリアを360度パノラマ画像でご覧ください

4代目シビック 「CIVIC WORLD」ホンダコレクションホール - Spherical Image - RICOH THETA

5代目 シビック 1991年9月(平成3年)

ワールドベーシックカーのあるべき姿を見直し開発された5代目シビック。若者をターゲットにワンルーム&ツインゲートをテーマとして開発された。3ドアに加え、4ドアのシビックフェリオをラインナップ。愛称はスポーツシビック。

画像: 時代をリードするスマートで行動的な若者をターゲットに開発された5代目シビック。

時代をリードするスマートで行動的な若者をターゲットに開発された5代目シビック。

5代目シビックのロゴ。明朝系、ゴシック系の字体からこの5代目で筆記体に変更。

エンジン:1.3〜1.6L直4、1.5L直4 VTEC-E、1.5L直4 VTEC、1.6L直4 DOHC、1.6L直4 DOHC VTEC
販売価格:91万8000円〜182万8000円(当時)

6代目 シビック 1995年9月(平成7年)

身近な高性能、機能的で高質なスタイリング、高い完成度、安全・環境・資源を開発テーマに、既存の「大衆車」という概念を超え、グローバルな視点から時代の要請に応えるクルマを目指し開発された。シビック初となるタイプRが追加された。愛称はミラクルシビック。

画像: 3ステージVTECエンジンや次世代ATのホンダマルチマチックなど先進技術を搭載した。

3ステージVTECエンジンや次世代ATのホンダマルチマチックなど先進技術を搭載した。

6代目シビックのロゴ。Vの文字が少し大きいのは初代、2代目と同様だ。ただ、6代目の字体はゴシック系。

エンジン:1.3〜1.6L直4、1.5L直4 3ステージVTEC、1.6L直4 DOHC VTEC、1.6L直4 天然ガスエンジン
販売価格:85万1000円〜205万8000円(当時)

7代目 シビック 2000年9月(平成12年)

世界の市民のクルマという原点に立ち返り、MM(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想をさらに進化させ、「スマートコンパクト」をコンセプトに開発されたクルマ。シビック初のハイブリッドやイギリス生産のタイプRがラインアップされた。愛称はスマートシビック。

画像: ショートノーズ化、低床フラットフロアを採用し快適で広いキャビンを実現した。

ショートノーズ化、低床フラットフロアを採用し快適で広いキャビンを実現した。

7代目シビックのロゴ。

エンジン:1.3L直4 i-DSI気筒休止VTEC+IMA、1.5L直4、1.5〜1.7L直4 VTEC、1.5L直4 リーンバーン VTEC、2.0L直4 DOHC VTEC、1.7L 直4 天然ガスエンジン
販売価格:126万8000円〜220万円(当時)

8代目 シビック 2005年9月(平成17年)

世界基準のグローバルモデルとして、3ナンバー化され、ベーシックカーとしての役割をフィットへ継承する。日米は4ドアセダン、欧州はハッチバックと分けられた。シビック初の4ドアのタイプR、イギリス生産のタイプRユーロも輸入販売された。

画像: クラス初の装備として車速/車間制御機能 IHCCや、追突軽減ブレーキ+E-プリテンショナーなど最先端の安全装備も備えていた。

クラス初の装備として車速/車間制御機能 IHCCや、追突軽減ブレーキ+E-プリテンショナーなど最先端の安全装備も備えていた。

8代目シビックのロゴ。

エンジン:1.3L直4 3ステージi-VTEC+IMA、1.8L直4 i-VTEC、2.0L直4 DOHC i-VTEC
販売価格:179万円〜285万7000円(当時)

9代目 シビック 2011年9月(平成23年)北米での発売

北米を中心にセダンとクーペ、欧州を中心にハッチバックを販売したモデル。日本では2015年に操る喜びを追求した、新開発2.0L VTEC TURBOエンジンを初搭載したイギリス生産の「タイプR」が750台限定で販売された。

画像: ニュルブルクリンク北コースで、FF量産車で最速となる7分50秒63のラップタイムを当時記録した。

ニュルブルクリンク北コースで、FF量産車で最速となる7分50秒63のラップタイムを当時記録した。

9代目シビックロゴ

エンジン:2.0L直4 DOHC VTEC TURBO、(海外向け:1.4〜2.4L 直4、1.5L 直4+IMA、1.6L&2.2L直4ディーゼル)
販売価格:396万2000円(当時)

10代目 シビック 2017年9月(平成29年)

ロー&ワイドフォルムにVTEC TURBO、Cセグメントトップクラスの操る喜びの提供を目指し開発された現行シビック。ハッチバック、セダン、TYPE Rの3タイプが用意された。タイプRはベース車のチューンはなく、ゼロから開発されことによりスポーツ性能が大幅に向上された。

画像: TYPE Rを見据えて新開発されたプラットフォームを採用し、3タイプのそれぞれのポテンシャルを向上させた。

TYPE Rを見据えて新開発されたプラットフォームを採用し、3タイプのそれぞれのポテンシャルを向上させた。

10代目シビックロゴ

エンジン:1.5L直4 VTEC TURBO、2.0L直4 DOHC VTEC TURBO
販売価格:259万3000円〜416万7000円(発売当時)

ホンダ コレクションホール 概要

画像: ホンダ コレクションホール 住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 ツインリンクもてぎ内 入場料:無料(ツインリンクもてぎの入場料と駐車料金が必要) 電話:0285-64-0341

ホンダ コレクションホール
住所:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 ツインリンクもてぎ内
入場料:無料(ツインリンクもてぎの入場料と駐車料金が必要)
電話:0285-64-0341

画像: 新旧シビックを試乗 HONDAのDNAを体感したCIVIC三昧の1日 www.youtube.com

新旧シビックを試乗 HONDAのDNAを体感したCIVIC三昧の1日

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