2021年10月28日、三菱自動車工業(以下、三菱)はクロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッド車(PHEV)をフルモデルチェンジして、12月16日から発売すると発表した。

航続距離、加速感などEVとしての魅力をアップ

画像: 2.4Lのエンジンそのものは従来型と基本的に変わらないが、細部の改良で98kW/195Nmにアップされている。

2.4Lのエンジンそのものは従来型と基本的に変わらないが、細部の改良で98kW/195Nmにアップされている。

PHEVのシステムはコンポーネントを刷新し、EV航続距離を延長し、EVらしい加速感を向上させている。 前後のモーターや駆動用バッテリーの出力を約40%高め、アクセルを強く踏み込むシーンでも極力エンジンを始動せずEV走行を可能としている。 駆動用バッテリーの総電力量は20kWhで、WLTCモードのEV走行距離を87km(Mグレード)としている。

また、従来型のアウトランダーPHEVは2列5人乗りだったが、新型ではリアモーターとコントロールユニットを一体化して、サードシート設置に必要なフロアスペースを確保し、3列7人乗りを実現している。

アクセルペダルの操作だけで加減速できるイノベーティブペダル オペレーションモードを新設定し、減速時にブレーキペダルに踏み替える必要がなく、アクセルペダルの操作だけで適切な制動力がかかり、ステアリング操作に集中して、雪道など滑りやすい路面での安心感を高めている。

前後に1基ずつ駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDをベースにした車両運動統合制御システム(S-AWC)に、後輪側にもブレーキAYC機能を追加して、高い操縦安定性を実現している。 ドライブモードは、ノーマルを基本とし、ターマック/グラベル/スノー/マッド/パワー/エコの7つを設定し、路面状況や運転スタイルに応じて選択することができる。

グレードと車両価格(税込)は、以下のとおり。 いずれもエンジンは2.4Lの直4 MIVEC DOHCで、駆動方式はツインモーター4WD。 エコカー減税は、重量税が免税(100%減税)となっている。

■アウトランダーPHEV ラインアップ

M(5人乗り):462万1100円
G(5人乗り):490万4900円
G(7人乗り):499万6200円
P(7人乗り):532万0700円

■三菱 アウトランダーPHEV P 主要諸元

●全長×全幅×全高:4710×1860×1745mm
●ホイールベース:2705mm
●車両重量:2110kg
●エンジン種類:直4 DOHC+モーター×2
●排気量:2359cc
●エンジン最高出力:98kW<133ps>/5000rpm
●エンジン最大トルク:195Nm<19.9kgm>/4300rpm
●モーター最高出力:85kW+100kW
●モーター最大トルク:255Nm+195Nm
●駆動方式:ツインモーター4WD
●WLTCモード燃費(ハイブリッド):16.2km/L
●WLTCモード EV走行換算距離:83km
●タイヤサイズ:255/45R20
●車両価格(税込):532万0700円

This article is a sponsored article by
''.