2021年10月29日、ロータスカーズの⽇本正規販売輸⼊総代理店であるエルシーアイは、「ロータス エミーラ V6 ファーストエディション」の受注を開始する。生産開始は2022年春以降の予定だ。

搭載エンジンは3.5LのスーパーチャージドV6から

ロータス最後の内燃エンジン搭載スポーツカーとアナウンスされている、「エミーラ(EMIRA)」は2021年7月にイギリス本国で発表され、日本仕様の発表も心待ちにされていた。今回、最初のモデルとなる「エミーラ V6 ファーストエディション」の概要が発表され、受注が開始された。ただし、生産開始は2022年春以降の予定だという。

画像: サイズ的にはエヴォーラより全長と全幅はわずかに大きいが、全高は少し低められている。

サイズ的にはエヴォーラより全長と全幅はわずかに大きいが、全高は少し低められている。

エミーラは、ロータスのビジネスとブランドの継続的な変革を完全に体現する、新しいミッドシップエンジンのプレミアムスポーツカーだ。⾃動⾞業界がロータスに期待するすべての特徴を備えている。印象的なデザイン、スポーツカーのクラスでも最高の乗り⼼地とハンドリングを実現するスリリングなダイナミックパフォーマンス、卓越した空⼒特性、そしてすべては「For The Drivers(ドライバーのために)」、比類のない体験を提供するという。

エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの能⼒や特徴、技術の素晴らしさに基づいて構築されたエミーラは、ロータスの⾶躍的な進歩を表している。ロータスによって開発された、新しい軽量の接着アルミニウムシャシを採用し、これはロータス スポーツカーのDNAの本質的な部分でもある。

エミーラのパワーユニットは、エキシージやエヴォーラにも搭載されていたトヨタ製の3.5L V6をベースにスーパーチャージャーを組み合わせたものと、AMG製の2L 直4ターボが搭載される予定だが、ファーストエディションでは前者となる。V6エンジンの最高出力は405psで、6速MTと組み合わされてミッドシップ搭載される。AMG製エンジン搭載モデルは、2022年の夏以降に発表される予定だ。

足まわりでは、ロータス デザインパックの20インチ超軽量Vスポーク鍛造ダイヤモンドカットアロイホイール、2ピース ハイパフォーマンスブレーキディスク、ロータスネーム⼊りブレーキキャリパー、TPMS(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)を標準装備。

画像: メーターパネルは12.3インチのTFTドライバーディスプレイ、センターダッシュには10.25インチのタッチスクリーンが備わる。

メーターパネルは12.3インチのTFTドライバーディスプレイ、センターダッシュには10.25インチのタッチスクリーンが備わる。

エクステリアでは、ヘッドランプとテールランプなどのLEDランプ類、チタニウムエキゾーストテールパイプフィニッシャー、電動調整・可倒式ヒーテッドドアミラー、リアパーキングセンサーを標準装備。エアブレード/フロントスプリッター/サイドシル/リアディフューザーがグロスブラックで仕上げられるローワーブラックパックも標準装備される。

インテリアトリムとシートは、4種類のレザーと3種類のアルカンタラの計7種類から選択可能。シートは3段階のヒーター内蔵で12ウェイの電動アジャストと2プリセットメモリー機能(運転席&左右ミラー)を備える。クライメートコントロール(シングルゾーンエアコンン)、クルーズコントロール、キーレススタート、DPMドライブモード(ロータス ダイナミックパフォーマンス マネージメント)も標準装備する。

スマートフォンとリンク可能なKEF製10チャンネル プレミアムサウンドシステムはセンターダッシュの10.25インチ タッチスクリーンと、マルチファンクションステアリングホイール後方に設置された12.3インチ TFTドライバーディスプレイを介してアクセスできる。

画像: リアまわりは、エヴァイヤともエヴォーラとも違う、独自のデザインとされている。

リアまわりは、エヴァイヤともエヴォーラとも違う、独自のデザインとされている。

ファーストエディションでは、ローワーブラックパックに加え、ロータス ドライバーズパック、コンビニエンスパック、そしてロータス デザインパックの3つのオプションバックも標準装備される。ロータス ドライバーズパックはサスペンションとタイヤの選択などが可能。ロータス デザインパックはプライバシーティントガラスやスポーツアルミペダルパッドなど。そしてコンビニエンスパックはフロントパーキングセンサーやリアリバースカメラなどが追加される。

オプションには、6速AT(パドルシフト付き)、フルブラックパック(ルーフパネルやサイドシル、リアディフューザーなどがグロスブラックとなる)、7種類から選択可能なステアリングホイールなどが設定されている。

エミーラ V6 ファーストエディションの車両価格は、1353万円(税込)。オプションの6速AT車は、34万1000円高とまる。前述のように生産開始は2022年春以降の予定だから、日本へのデリバリーは早くても初夏くらいになりそうだ。

画像: 目標値だが、最高速度は288km/h、0→100km/h加速は6速MTが4.3秒、6速ATが4.2秒とされている。

目標値だが、最高速度は288km/h、0→100km/h加速は6速MTが4.3秒、6速ATが4.2秒とされている。

■ロータス エミーラ V6 ファーストエディション 主要諸元

●全長×全幅×全高:4413×1895×1226mm(全幅はドアミラー収納時)
●ホイールベース:2575mm
●車両重量:1458kg(DIN)
●エンジン種類:V6 DOHC+スーパーチャージャー
●排気量:3456cc
●最高出力:298kW<405ps>/6800rpm
●最大トルク:420Nm<42.8kgm>/2700-6700rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:横置きミッドシップRWD
●最高速度:288km/h※
●0→100km/h加速:4.3秒※
●タイヤサイズ:前245/35R20、後295/30R20
●車両価格(税込):1353万円
※目標値

This article is a sponsored article by
''.