2022年1月27日、ルノー・日産・三菱自動車 アライアンスは、2030年に向けてともに未来を拓くため、モビリティのバリューチェーン(価値連鎖)に焦点を当てた共通のプロジェクトと実行計画を発表した。(タイトル画像は、日産 マイクラ後継車の新型コンパクトEV)

ADASでも、アライアンスの「量的メリット」を最大限に活用

コネクテッド・モビリティの分野では、日産の「プロパイロット」に代表されるADAS(先進運転支援システム)や自動運転の技術革新を推進し、プラットフォームと電子システムの共用化により、2026年までにアライアンス全体で45車種に運転支援技術を搭載し、1000万台以上を販売する見込みだ。

画像: ルノー R5 EVのコンセプトモデル。

ルノー R5 EVのコンセプトモデル。

現在、既に300万台の車両がアライアンス クラウドにつながっており、常時データのやりとりをしている。2026年までに年間500万台以上の車両にアライアンス クラウド システムが搭載され、計2500万台の車両が市場で走行することになる。また、世界で初めてグーグルのエコシステムを車両に搭載する。

ルノーは、一体型の共通電気・電子アーキテクチャーの開発をリードしており、2025年までに完全にソフトウェア定義(software defined)された車両を発売する予定だ。これは、クルマのライフサイクル全体を通じて、OTA(Over The Air)のパフォーマンスを向上させ、メンテナンスコストの削減を実現して、ユーザーにより高い価値を提供できる。

マイクラ後継車となる新型コンパクトEV

日産が欧州市場へマイクラ(日本で販売されているタイ製マーチとは異なる、欧州専用モデル)の後継車として投入する新型コンパクトEVの生産は、フランスのルノー エレクトリシティセンターで行われる。

画像: マイクラ後継車の新型コンパクトEV(発表会の動画より)。

マイクラ後継車の新型コンパクトEV(発表会の動画より)。

前述のCMF B-EVプラットフォームを採用し、日産がデザインし、開発と生産をルノーが担当する。このコンパクトEVは、e-NV200の後継モデルである新型「タウンスター」を含む、フランスのルノーが生産する日産車のラインナップの一つとなる。なお、正式な車名や発売時期、搭載技術の詳細などについては、今後発表される予定だ。(文:Webモーターマガジン編集部 篠原政明)

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