コクピットにはワンモーショングリップを採用か
RZは、レクサス初のバッテリーEV専用モデルとして、4月20日19時にオンラインで発表される。2022年2月にプロトタイプであるRZ450eの外観はすでに公開されているが、今回あらたに公開された画像は市販モデルであろう、ここで紹介している2点のみだ。
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今回公開された、正面から見たレクサスRZの画像。
まず1点は、真正面から見たRZのアップだ。レクサスのアイデンティティであるスピンドルグリルは、今までのレクサス車とは少しデザインが異なるようだ。以前に公開されたプロトタイプ同様、エンジン冷却の不要なバッテリーEVゆえ、グリルの開口部はないのかもしれない。薄型のヘッドランプ上部には、これもレクサス車のアイデンティティであるL字型のデイタイムランニングランプが光っている。なかなか精悍な顔つきだ。
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異形ステアリングホイールを採用したコクピットの画像。
もう1点は半分ほど開いたサイドウインドーから覗く、コクピットの画像だ。輸出仕様を考慮してかハンドル位置は左となっているが、注目すべきはステアリングホイール。これは、2022年央に日本をはじめとする各地に導入予定のトヨタのバッテリーEV、bZ4Xに採用予定のワンモーショングリップ用の異形ステアリングホイールと似ている。
ここから察するに、レクサスRZもbZ4Xと同様にステアバイワイヤシステムを採用するのではないだろうか。
そのステアリングホイールにはリモコン機能を備えられ、シフトはダイヤル式、メーターパネルはフル液晶モニターで、センターダッシュのタッチ式スクリーンで安全装備などのセッティングができる・・・といったくらいは想像できるが、これ以上は分からない。
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2022年2月に公開された、レクサスRZ450e(プロトタイプ)の画像。スタイリングは、ほぼそのままか?
電動化ビジョン「Lexus Electrified」の実現に向けた取り組みの起点となる新型「RZ」。まずは、4月20日のオンライン発表会を楽しみに待つことにしよう。