2022年6月27日、メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ Sクラスにプラグインハイブリッドの「S580e 4MATIC(マティック) ロング」を設定した。予約受注は既に開始されており、デリバリーは、2022年7月を予定している。(ここで紹介している写真は、すべて本国仕様のものです)

ARナビゲーションなど充実した先進装備を満載

画像: 日本仕様の充電ポートは、左リアフェンダー上にCHAdeMO規格の急速充電用、リアバンパー右に普通充電用が備わる(写真は本国仕様のイメージです)。

日本仕様の充電ポートは、左リアフェンダー上にCHAdeMO規格の急速充電用、リアバンパー右に普通充電用が備わる(写真は本国仕様のイメージです)。

ドライブモードは、以下の4パターンが設定されている。

●H(ハイブリッド):デフォルトで、走行状況や走行距離に応じて駆動方式が選択される
●I(インディビデュアル):走行特性やステアリング特性を個別に設定できるカスタマイズ可能
●EL(エレクトリック):セーリングモードが作動し、140km/hまで電気モーターのみでの走行が可能
●B(バッテリー ホールド):充電量を一定に保つため、ハイブリッドシステムによる駆動方式を選択

ELモードで走行時には、ステアリングホイール裏のパドルでバッテリーへのエネルギー回収量を4段階で調整が可能。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、以下の段階が設けられている。

●D+:コースティング(回生を行わない)
●D:軽度の回生ブレーキ
●D-:中程度の回生ブレーキ
●D オート:前走車との車間距離、登坂・降坂などの道路状況などを加味し、最適な強度の回生ブレーキ

なお、完全に停車させるときは回生ブレーキの設定に関係なく、これまでと同様のブレーキ操作を行う必要がある。

また、プレッシャーポイント機能を備えたインテリジェント アクセルペダルも採用。これは、ELモードで、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることで、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングを実現する。

安全&快適装備に関しては、既に販売されているSクラスと同様、安全運転支援システムの「インテリジェント ドライブ」、12.3インチのワイドディスプレイを採用するインストルメントクラスターと、12.8インチの縦型有機EL(OLED)ディスプレイを採用するセンターディスプレイの2画面を装備。

さらに進化した対話型インフォテインメントシステム「MBUX」、生体認証によるシートポジションなどの設定、フロントウインドーに表示できるAR(拡張現実)ナビゲーションなど、メルセデス・ベンツのフラッグシップにふさわしい充実ぶりだ。

S580e 4マティック ロングはモノグレードで、ハンドル位置は右のみ。車両価格(税込)は、1978万円となっている。

画像: フル充電状態なら、電気モーターだけで約100kmの走行が可能だ。

フル充電状態なら、電気モーターだけで約100kmの走行が可能だ。

■メルセデス・ベンツ S580e 4マティック ロング 主要諸元

●全長×全幅×全高:5290×1930×1505mm
●ホイールベース:3215mm
●車両重量:2490kg
●パワーユニット:直6 DOHC+モーター
●総排気量:2999cc
●エンジン最高出力:270kW(367ps)/5500-6100rpm
●エンジン最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1600-4500rpm
●モーター最高出力:110kW(150ps)
●モーター最大トルク:440Nm(44.9kgm)
●システム総合出力:375kW(510ps)
●システム総合トルク:750Nm(76.5kgm)
●トランスミッション:9速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●WLTCモード燃費:11.2km/L
●EV走行換算距離:103km
●タイヤサイズ:前255/45R19、後285/35R20
●車両価格:1978万円

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