2022年6月27日、メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ Sクラスにプラグインハイブリッドの「S580e 4MATIC(マティック) ロング」を設定した。予約受注は既に開始されており、デリバリーは、2022年7月を予定している。(ここで紹介している写真は、すべて本国仕様のものです)

3L 直6にモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド

画像: 日本仕様の現行型Sクラスに新たに加わった、プラグインハイブリッドのS580e 4マティック ロング。

日本仕様の現行型Sクラスに新たに加わった、プラグインハイブリッドのS580e 4マティック ロング。

メルセデス・ベンツのフラッグシップであり、世界を代表する高級車の1台であるSクラス。初代は1972年に発表され、2013年に発表された先代は世界で累計販売台数が50万台を超え、「もっとも選ばれているラグジュアリーセダン」のひとつとなった。

現行型は2020年に発表(日本発売は2021年)された7代目となり、「センシュアル ピュリティ(官能的純粋)」を追求したデザインや、人間中心の最新技術、安全性のさらなる追求など、現代に求められるラグジュアリーを再定義し、その充実を図った意欲的なモデルだ。

今回、日本仕様のSクラスに設定された「S580e 4マティック ロング」は、最高出力367ps(270kW)/最大トルク500Nmを発生する3.0L 直6エンジンのM256型に、150ps(110kW)/440Nmを発生する永久磁石同期モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド システムを採用し、モーターの駆動用に28.6kWhのリチウムイオン電池を搭載する。システムの総合出力は510ps/総合トルクは750Nmだ。

車速が140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、電気自動車のように使用することができる。また、電気モーターのみでの走行可能な航続距離は約100km(WLTCモードのEV走行換算距離)だ。充電は、6.0kWまで(200V・30Aの場合)の交流普通充電と、最大60kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応している。

画像: 3Lの直6ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド システムを搭載。

3Lの直6ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド システムを搭載。

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