2022年10月3日(現地時間)、マセラティ S.p.A.は、そのブランドのアイコンである、グラントゥーリズモの新型を発表。75年前のマセラティ A6 1500から始まる、スポーツクーペのシリーズのストーリーに新章を追加した。

電気自動車でも「マセラティ サウンド」が味わえる!

インテリアでは、マセラティ インテリジェント アシスタント(MIA)のマルチメディアシステム、最新のインフォテインメント、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォート ディスプレイ、デジタル時計、ヘッドアップディスプレイ(オプション)など、グラントゥーリズモのモダンなキャビンにふさわしい、革新的なシステムを搭載している。

画像: V6ツインターボの「ネットゥーノ」エンジンを搭載した、グラントゥーリズモ「モデナ」。

V6ツインターボの「ネットゥーノ」エンジンを搭載した、グラントゥーリズモ「モデナ」。

また、マセラティ イノベーション ラボのエンジニアによって、EVでもマセラティの象徴的なエンジンサウンドの「360度体験」を保証している。イタリアの音響職人によって設計・製造されたオーディオシステムは2段階のカスタマイズが可能で、最大19個のスピーカーと最大1195Wの出力を持つ3Dサウンドにより、奥行きがあり真にユニークな丸みのあるサウンドを実現している。

マセラティ イノベーション ラボで開発され、トリノのミラフィオーリの製造拠点で生産される新型グラントゥーリズモは、100%イタリア製で、マセラティの全モデルに共通するコンセプト「イタリアン ラグジュリー パフォーマンス」を象徴している。

なお、新型グラントゥーリズモは発売と同時に、75周年を記念した限定シリーズ「プリマセリエ(イタリア語でファーストシリーズの意味) 75th アニバーサリー ローンチエディション」も用意されている。

ここで紹介している内容はイタリア本国仕様のものであり、日本仕様のラインナップや車両価格などの詳細は、現段階では未定だ。だが、マセラティ人気の高まっている日本市場ゆえ、そう遠くない時期には新型グラントゥーリズモが日本にやって来るものと思われる。

画像: グラントゥーリズモ「フォルゴーレ」はEVだから、リアエンドにテールパイプはない。

グラントゥーリズモ「フォルゴーレ」はEVだから、リアエンドにテールパイプはない。

■マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4966×1957×1353mm
●ホイールベース:2929mm
●車両重量:1795kg
●エンジン:V6 DOHCツインターボ
●総排気量:2992cc
●最高出力:410kW(550ps)/6500rpm
●最大トルク:650Nm/3000rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・70L
●最高速度:320km/h
●0→100km/h加速:3.5秒
●タイヤサイズ:前265/30ZR20、後295/30ZR21

■マセラティ グラントゥーリズモ フォルゴーレ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4959×1957×1353mm
●ホイールベース:2929mm
●車両重量:2260kg
●モーター:交流同期電動機×3
●最高出力:760ps(バッテリーのMax/モーターは300kW×3=1200ps以上)
●最大トルク:1350Nm
●バッテリー総電力量:92.5kWh
●最高速度:320km/h
●0→100km/h加速:2.7秒
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前265/35ZR20、後295/30ZR21

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