新グレード「RS」の登場
新型インプレッサでは、1992年に発売して米国市場での「WRX」の先駆者となった「2.5 RS」を想起させるグレード「RS」を新設定した。
パワートレーンには高出力の2.5L水平対向エンジンを搭載し、8段階マニュアルモードとパドルシフトを装備。エクステリアでは、「RS」オーナメントをフロントドアやバックドアにあしらい、18インチ アルミホイール、ブラック塗装のフロントグリル/サイドスポイラー/ドアミラーなど専用装備を採用した。
インテリアも、カーボン調インナートリムやレッドカラーのシートバック、高品質な革を使用したステアリングホイールとシフトノブをあしらった専用アイテムを採用。メーカーオプションで、ハーマン/カードンの10スピーカー オーディオシステム、電動サンルーフ、ランバーサポート付き10ウエイパワーシート(運転席)も設定している。
今回発表された内容は米国仕様のものであり、日本仕様に関しては導入時期も含めて未発表だ。だが、クロストレックの発売が2023年以降(受注は開始している)とされているから、その後になるのではと思われる。
■スバル 新型インプレッサ(米国仕様) 主要諸元(開発目標値)
●全長:4475mm
●全幅:1781mm
●全高:1481mm
●ホイールベース:2670mm
●エンジン:2.0L 水平対向4(2.5L 水平対向4)
●最高出力:152hp(182hp)
●最大トルク:197Nm(241Nm)
●駆動方式:4WD
●トランスミッション:リニアトロニックCVT
●ホイールサイズ:16インチ(18インチ)
※数値は編集部換算値。カッコなしはBaseとSport、カッコ内はRSのもの