力強くスポーティな外観は、ルノーからのOEM供給モデル
![画像: 「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用している。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/09/c1adc1bd298a3ba0b4710136daddac6092befc0e_xlarge.jpg)
「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用している。
「コルト」の車名を聞くと、古くからの三菱ファンは懐かしさを感じるだろう。三菱が乗用車で初めて採用したペットネームで、1962年に登場したコルト 600がルーツだ。モデルチェンジを続けながら1969年にはコルト ギャランに進化して、その後コルトの車名はフェードアウト。2002年にコンパクトカーの車名で復活したが、2013年に日本仕様の販売は終了した。
今回、欧州で発表されたコルトは、2023年3月から欧州で販売し好評を博しているコンパクトSUVの「ASX」に続いて、アライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受けるモデルだ。ベース車はルーテシアで、アライアンスによるCMF-Bプラットフォームを採用している。
そのスタイリングは、欧州の街並みに映える力強くスポーティな外観が特長だ。フロントには、三菱のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用し、上部にスリムなフルLEDヘッドランプ、下部にL字型のLEDデイタイムランニングランプを組み合わせて、シャープな表情に仕上げている。リアではワイド感を強調するバンパーが、スポーティで安定感のあるデザインを実現している。
パワートレーンにはハイブリッドも設定
![画像: インパネまわりのデザインは、基本的にルーテシアのそれと変わらない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/06/09/d9a192c9e256d82af30a55adecad1a1a8357e352_xlarge.jpg)
インパネまわりのデザインは、基本的にルーテシアのそれと変わらない。
パワートレーンには、環境に配慮したハイブリッド(HEV)モデルとガソリンエンジンモデルを設定。HEVモデルでは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーター、マルチモードの自動変速機と1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせた。ガソリンエンジンモデルでは1.0L ガソリンターボエンジンと6速MT、1.0L ガソリンエンジンと5速MTの組み合わせを設定している。
上質感のあるインテリアは、インストルメントパネルの中央にスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を配置。7インチまたは9.3インチのディスプレイから、走行モードやエンジンの出力特性、ステアリングフィール、車内環境などを個別設定できる「マルチセンス」システムを操作可能。走行モードは、マイセンス/スポーツ/エコの3つから選択できる。
さらに、BOSEプレミアムサウンドシステムによって、ドライブ中も臨場感のあるオーディオ体験を楽しむことが可能だ。また、先進安全装備を充実させたことで、ドライバーの運転をサポートするとともに、安全・安心なドライブを提供する。(装備内容はグレードにより異なる)
コルトは、5ドア コンパクトハッチバックとして欧州市場に9年ぶりに再投入される。生産はトルコのルノー社ブルサ工場で行われ、2023年10月より三菱自動車の販売ネットワークを通じて、欧州で販売を開始する予定だ。そのスタイリングとパフォーマンスは、日本に導入すると人気を集めそうだが、ルノーとの関係もあるから残念ながら販売される可能性はきわめて低いだろう。