V12エンジン+3基のモーターのシステムトータルで1015hpを発生
アヴェンタドールの後継となるランボルギーニのフラッグシップ「レヴエルト」は、6.5LのV12エンジンに3基(前2/後ろ1)の電気モーターと8速DCTを組み合わせた、プラグインハイブリッド車だ。システムトータルでは1015hpを発生し、0→100km/h加速は2.5秒、そして最高速度は350km/h以上とアナウンスされている。
そのスタイリングは、カウンタック〜ディアブロ〜ムルシエラゴ〜アヴェンタドールと続く、ウエッジシェイプのシルエットやシザードアを継承している。フロントでは、Y字型のライトシグネチャーやシャークノーズのフードなど、リアでは2つの六角形エキゾーストエンドと、完全に露出されたV12エンジンなどが特徴的だ。
コクピットは、12.3インチのメーターパネル、8.4インチのセンターディスプレイ、助手席前にも9.1インチのディスプレイが並ぶ。また、アヴェンタドールよりもヘッド&フットスペースが拡大され、シート後ろやフロントフード下のトランクなど、居住スペースも収納スペースも改善されている。
ランボルギーニ車では初のADAS(先進運転支援システム)も採用したレヴエルト。正式な車両価格はデリバリーが開始される2024年春までに発表される予定だが、「6500万円から」と言われている。だが、日本仕様は数年先の分まで完売しているらしい・・・!
ランボルギーニ レヴエルト(本国仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4947×2033×1160mm
●ホイールベース:2779mm
●乾燥重量:1772kg
●エンジン:V12 DOHC+モーター×3
●総排気量:6498cc
●エンジン最高出力:825hp/9250rpm
●エンジン最大トルク:725Nm/6750rpm
●システム最高出力:1015hp
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:電動4WD
●タイヤサイズ:前265/30ZRF21、後355/25ZRF22