創立60周年を機に、新しいステージへ足を踏み出したランボルギーニ。それは日本でも同様で、新世代のフラッグシップモデルとなるV12エンジン搭載HPEV(※)のレヴエルトが、ジャパンプレミアされた。ここではランボルギーニジャパンの代表、ダビデさんとウルスでドライブしながら対談、話題は多岐にわたった。(Motor Magazine2023年8月号より)

「ワオ」、初めてレヴエルトに乗った時の感想です

千葉 今日は天気も良く、楽しいドライブになりそうですね。

画像: ランボルギーニ ジャパン 代表 ダビデ・スフレコラ Automobili Lamborghini Head of Japan Davide Sfrecola 2016年にランボルギーニに入社、シンガポールのアジア太平洋地区オフィス東南アジア担当のエリアマネージャーを務める。アジア市場に関しては10年以上の経験があり、製品、販売、マーケティング等の分野で実力を培いながら、東南アジア、中華圏、韓国においてさまざまなラグジュアリーブランドのポジションを歴任している。ミラノのボッコーニ商業大学で国際マネジメントの修士号を取得、慶應大学など数多くの大学でも学んでいる。

ランボルギーニ ジャパン 代表 ダビデ・スフレコラ
Automobili Lamborghini Head of Japan Davide Sfrecola
2016年にランボルギーニに入社、シンガポールのアジア太平洋地区オフィス東南アジア担当のエリアマネージャーを務める。アジア市場に関しては10年以上の経験があり、製品、販売、マーケティング等の分野で実力を培いながら、東南アジア、中華圏、韓国においてさまざまなラグジュアリーブランドのポジションを歴任している。ミラノのボッコーニ商業大学で国際マネジメントの修士号を取得、慶應大学など数多くの大学でも学んでいる。

ダビデ・スフレコラ社長(以下ダビデ) 6月は天気が読めないのでレヴエルトのローンチイベントもあえて屋内の会場にしました。

千葉 歴史的にランボルギーニはV12エンジン搭載車を多く作ってきましたが、その中で1番ダビデさんが好きなのはどれですか。

ダビデ すごく難しい質問しますね。ひとつだけは選べません。私がランボルギーニを好きになったのは、初代クンタッチだったので、思い入れがあります。クンタッチって凄いクルマですよね。

想像の世界みたいじゃないですか。世の中に与えた衝撃も大きく、映画やアニメなど、本当に世界中でたくさんの影響を与えましたよね。ですから、まずはクンタッチです。私にとって大事なモデルです。

千葉 他にもあるんですね。

ダビデ それは80〜90年代、世の中に大きな影響を与えたディアブロです。あのラインやデザインが大好きです。最近はアヴェンタドールSVJで、ランボルギーニの成長を表す顔のような存在です。ランボルギーニのV12の完璧さに加え、成長プロセスの中で果たした役割は大きいと思います。

そして私たちが一番好きなのは、最新の商品です。つまりレヴエルトも大好きです。それって台本に書いてあるの?と思うかもしれませんが、過去をリスペクトすることと同じぐらい、その先を見通すことも大事です。だから、ランボルギーニで働く人間は、過去も大切にしていますが、それにとらわれず、未来をより良くしたいという考え方を持っています。

ランボルギーニは、そもそもチャレンジから生まれたブランドです。現状を打破する、ハードルをクリアするというのが成り立ちで、より良くしたいと常にやってきました。それが私たちの信念なんです。だから、その最新が番いいV12だと思っています。

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