ロードスターブロスに頻繁に登場する1515(いこいこ)号は、NC2フェイスをしているが、中身は2005年生まれの初期型NC1だ。大したトラブルもなく乗っていたが、それはちょっとした予兆の後にやってきた。「NC初期型あるある」のトラブルが、お約束のように・・・。(ROADSTER BROS.Vol.23より)

修理後エンジンは絶好調!でもリフトアップしてみると更なる悲劇が

交換作業はリフトアップせずに行えるが、さまざまなパーツを取り外しての作業となるため、手慣れているノガミプロジェクトのメカニックでも、4〜5時間ほどかかる。ちなみに同店では、新品ハーネスをつねに在庫しているというくらい、よくある案件だという。

画像: ハーネス交換後ホッとするも、新たなるトラブル発見。ミッションオイルがもれてる?

ハーネス交換後ホッとするも、新たなるトラブル発見。ミッションオイルがもれてる?

撮影のために、ある程度の作業をしておいてもらったので、開店時からお邪魔して、お昼くらいに作業は終了した。いろんな配線をカプラーでつなぐメインハーネス、これのどこが断線しているか追跡するなんて、至難の技だろう。

交換後は試走してチェックを行う。「手が入っているエンジンって感じで、ノーマルよりもパワフルですね」と野上達也さん。ほめられると伸びます(笑)。水温が低くなかなか上がらないのは、どうやら前オーナーがローテンプサーモスタットに交換していた!? 夏場はいいけど、水温が低すぎるとエンジンに良くない。冬が来る前に交換せねば。

最後に下まわりを見てもらう・・・と、ミッション付近からオイルが出ている。

前にもこのトラブルがあって、対処したはずだったのだが。「こうなったら、ミッション外してみますか」(野上さん)というわけで、追加で見てもらうことになった。この顛末は、また今度。

エンジンハーネスを新品にして、問題なく走っている1515号だが、やっぱりまだアイドリングが安定しない気がする。ノガミプロジェクト来店の日程調整をして、来年!

●取材協力:ノガミプロジェクト

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