新型アコードの立ち位置は、ホンダの先進技術を象徴する存在
![画像: 2023年9月21日現在、ボディサイズは未公表。だが見たところ従来型と比べて大きなサイズ変更はなさそうだ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/09/18/9c7b7ceb588dd941c00f36ab4a6a14bade244405_xlarge.jpg)
2023年9月21日現在、ボディサイズは未公表。だが見たところ従来型と比べて大きなサイズ変更はなさそうだ。
アコードの登場は1976年。それから47年の月日を経て、11代目へ進化を果たした。新型アコードのコンセプトは「Driven by My ACCORD 〜相棒アコードとより高みへ〜」である。これは、歴代アコードが目指してきた「人と時代に調和したクルマ」の思想を踏襲しながら新たな先進技術を搭載し、ともに高みを目指せるような相棒のような存在を意味している。
これまでのホンダの先進技術を象徴する存在はレジェンドだったと記憶する人も少なくないだろう。しかしレジェンドが去った今はその立ち位置をアコードが引き継ぎ、よりその新しい技術を身近に体験できる存在を目指しているという。
ロー&ワイドをより強調した新型アコードのエクステリア
新型アコードのデザインは、2020年2月〜2023年1月に販売されていた従来型のロー&ワイドを踏襲している。エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の石井裕樹氏によると、バンパー下部をブラック塗装しているのはロー&ワイドをより視覚的に強調するためだという。
さらにフロントヘッドランプはフルLED化、リアコンビランプは横一文字型を採用しウインカーはシーケンシャル点灯するなど、現代的で先進感のある印象を得た。
![画像: あえてバンパー下部をブラック塗装することで、よりロー&ワイドな佇まいをデザインで表現したという。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/09/18/548ce14fea29ebc067cdf5e2885b0591a237105f_xlarge.jpg)
あえてバンパー下部をブラック塗装することで、よりロー&ワイドな佇まいをデザインで表現したという。
パワートレーンは2L直4の直噴アトキンソンサイクルに、新開発の高出力モーターをふたつ内蔵する電気式CVTを組み合わせた「e:HEV」を搭載。今回試乗することはできなかったが、最大トルクを大きく向上させながら優れた静粛性を実現しているという。特に高速道路での静粛性が向上しているというから、上質な走りにも期待ができそうだ。