1mile Mobility」なども展示する。
三菱が見据えるのは冒険・・・オフロードをどう楽しむかということ
D:Xコンセプトと同様に電動車であり、小型モビリティの「last 1 mile Mobility」も悪路走行を前提にしており、折りたたみもできる電動バギーだ。スタートアップ企業「LIFE
HUB」とのコラボレーションによって誕生したモデルで、電動車のリユースバッテリーを搭載して太いオフロードタイヤを装着、比較的高いシート高によって悪路走破性能を高められている。
クルマでたどり着いた場所、例えばキャンプ場からさらにその一歩奥への冒険を可能にした、三菱らしいラストワンマイルを提案するスマートモビリティだ。2人乗りで航続可能距離は40kmというから、行動範囲はかなり広がりそうだ。ただ、具体的な販売予定までは明言されていない。
一方で、日本導入を公言してきたピックアップトラック、トライトンのプロトタイプも公開された。海外市場においてボディタイプは「1列シートのシングルキャブ」や「1列シート+後方空間のクラブキャブ」、「2列シートのダブルキャブ」と3タイプをラインナップするが、日本ではダブルキャブが2024年初頭に発売される。
日本仕様のボディサイズはまだ発表されていないが、生産国となるタイでは全長5320×全幅1865×全高1795mmとされ、全長こそ5mを超えて日本の現行三菱車のなかで最も長いモデルとなるが、全幅はアウトランダー(1860mm)とほぼ同じだ。
パワートレーンは新開発の2.4Lディーゼルターボエンジンと6速ATを組み合わされて、大トルクによってキビキビした走りにも対応するという。その走りっぷりは、タイやラオスなど東南アジアを舞台に2000kmを走破するラリー競技「アジアクロスカントリーラリー2023(AXCR 2023)」で総合3位を獲得したことでも証明されている。JMS 2023にはラリー車のレプリカも展示される。
このほかにもデリカミニ×Colemanコラボラッピング車やeKクロスEVなどの市販車両、特務機関NERV災害対策車アウトランダーPHEVなども加えて、一般公開日には合計12台が展示される予定だ。