2023年11月16日(木)から19日(日)、WRC(世界ラリー選手権)第13戦最終戦ラリー・ジャパンが愛知県豊田市のトヨタスタジアムをベースに、愛知県/岐阜県周辺のターマック(舗装路)ステージを舞台に行われる。第11戦ラリー・チリでトヨタが3年連続となるマニュファクチャラーズタイトル、第12戦セントラル・ヨーロッパ・ラリーではカッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネンが2年連続となるドライバーズおよびコドライバーズ・タイトルを獲得。トヨタは3年連続で三冠を達成し、今年もチャンピオンチームとしてシーズン最終戦であるラリージャパンに臨む。

前戦とは大きく異なるターマック路面

今年のラリー・ジャパンは11月16日(木)の午前9時過ぎから豊田市の「鞍ケ池公園」でシェイクダウンが行われ、その後夕方からデイ1として競技がスタート、「トヨタスタジアムSSS1」が行われる。

山岳地帯を舞台とする本格的なステージは17日(金)のデイ2から始まり、愛知県の豊田市および設楽町で「イセガミズ・トンネル」、「イナブ・ダム」、「シタラ・タウン」の3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行一日の最後には「トヨタスタジアムSSS2」が行われ、7本のSSの合計距離は133.26km。全SSの走行距離の4割以上の長距離を一日で走ることになる。

18(土)のデイ3は、愛知県の豊田市、岡崎市、新城市で「ヌカタ・フォレスト」「レイク・ミカワコ」「オカザキ・シティSSS」「シンシロ・シティ」「トヨタ・スタジアムSSS3」という5ステージで、8本合計84.68kmを走行する。(SS15シンシロ・シティと、SS16トヨタスタジアムSSS3は1本だけ)

最終日となる19(日)のデイ3は愛知県と岐阜県が舞台となり、SS17/22「アサヒ・コウゲン」、SS18/20「エナ・シティ」、SS19/21「ネノウエ・コウゲン」という6本、合計84.08kmのステージを走行。また、SS17の再走で最終ステージとなるSS22は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。

ステージは昨年よりも3本多い全22本で、その合計距離は304.12km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は958.95kmとなる。

画像: 今年のラリー・ジャパンのステージマップ。愛知県豊田市をベースに愛知県/岐阜県周辺の山岳地帯の一般道で行われる。

今年のラリー・ジャパンのステージマップ。愛知県豊田市をベースに愛知県/岐阜県周辺の山岳地帯の一般道で行われる。

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