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【今週末開催のラリージャパン直前!】WRCマシンはなぜジャンプしても壊れないのか?
サーキット内を超高速で駆け抜けるF1とは対照的に、岩だらけの未舗装路や雪、砂利、ぬかるみといった極限の環境を戦い抜くのがWRC(世界ラリー選手権)の世界だ。WRCでは、マシンがジャンプで数メートル空を飛び、着地で何百kg、時には1トン以上の衝撃を受ける場面が頻繁に見られる。しかも、それを1日に何十回も繰り返しながら、数百kmのステージを走りきるわけだが、マシンはバラバラにならない。その秘密は、「足回り」「フレーム」「ダンパー」といった耐衝撃構造の徹底した設計と、過酷な実戦で磨かれたノウハウにある。
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WRC最終戦ラリー・ジャパンが11月16日に開幕、王者トヨタは素晴らしいシーズンのフィナーレを飾ることができるか【プレビュー】
2023年11月16日(木)から19日(日)、WRC(世界ラリー選手権)第13戦最終戦ラリー・ジャパンが愛知県豊田市のトヨタスタジアムをベースに、愛知県/岐阜県周辺のターマック(舗装路)ステージを舞台に行われる。第11戦ラリー・チリでトヨタが3年連続となるマニュファクチャラーズタイトル、第12戦セントラル・ヨーロッパ・ラリーではカッレ・ロバンペラとヨンネ・ハルットゥネンが2年連続となるドライバーズおよびコドライバーズ・タイトルを獲得。トヨタは3年連続で三冠を達成し、今年もチャンピオンチームとしてシーズン最終戦であるラリージャパンに臨む。
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【連載「遠乗りの達人」】 石川芳雄のクルマで長旅 コース1 前編 「三河から美濃へと向かう旅」
自動車評論家という仕事柄クルマで遠出する機会は多いのだけれど、そのほとんどは高速道路で特定の観光地やワインディングロードまで行き、現地で写真とインプレッションを取った後、同じ高速で帰京というパターンに終わる。つまり旅というよりも移動の要素の方が強いのだ。ドライブ旅行が好きな僕にとっては、この同じ道を往復という道程がつまらない。だから、たまにわざと遠まわりしたくなる。できるだけたくさんの「見所」を巡る素敵な遠まわりの思い出を、これから徒然なるままにご紹介しよう。記念すべき第一回目のコースは、三河から美濃、信濃へと向かう歴史と民俗を感じる旅。スタートは、東三河の新城からだ。


















