2024年、初代が登場してから50年を迎えるフォルクスワーゲン ゴルフ。50年間で8世代の系譜をふり返る短期連載、最終回となる今回は7代目と現行型の8代目だ。
新たなチャプターを記しつつある、8代目ゴルフ(2019〜)
ゴルフは40年以上にわたってヨーロッパで最も成功したクルマだ。2019年に登場した8代目となる現行型ゴルフは、現在、デジタル化、コネクテッド、プログレッシブという新しい章を書いている。ディーゼルエンジンやガソリンエンジン、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど、すべてのドライブトレーンは非常に効率的だ。デジタル化されたゴルフのインテリアは、車両操作の新しい次元を開いている。
さまざまなアシストシステムは、自律緊急ブレーキ、フロントアシスト、レーンアシストなどから、ユーロNCAPから賞を受賞したV2X技術を使用した交通ハザードアラート機能まで、多岐にわたる。これらの技術により、ゴルフは対応する車両とワイヤレスで通信でき、事故を避けるのに役立つ。最上位のモデルでは、4モーション全輪駆動システムとアダプティブシャシコントロール(DCC)は、快適性を高め、運転をさらにスポーティにしてくれる。
2024年1月末、フォルクスワーゲンは8代目ゴルフのさらなる進化版を発表する。そのハイライトは、視覚的に洗練された要素、新しい運転支援システムとパワートレーン、そして次世代のインフォテインメント システムとソフトウエアだという。ドイツ本国では、2024年春から先行販売される予定だ。