大幅な改良が施された新型カイエンには3種類のPHEVが用意されており、ベーシックなE-ハイブリッドにはすでに試乗済みだ。今回はS E-ハイブリッドとトップモデルのターボ E-ハイブリッド、そしてターボE-ハイブリッドwith GTパッケージに試乗した。(Motor Magazine2024年2月号より)

トップモデルはターボGTに変わりGTパッケージとなる

さて、まずはカイエンS E-ハイブリッドのハンドルを握った印象から話を進めていきたい。このモデルはV6ターボエンジンにモーターを組み合わせたPHEVである。

画像: カイエン SはV8搭載だがS E-ハイブリッドはV6ターボにモーターを組み合わせる。

カイエン SはV8搭載だがS E-ハイブリッドはV6ターボにモーターを組み合わせる。

新型カイエンのICEは353ps&500Nmを発生する3L V66ターボと599ps&800Nmを発生する4L V8ツインターボが用意されているが、話を複雑にしているのは、ICEのSが積むのはV8ツインターボエンジンであり、S E-ハイブリッドにはV6ターボエンジンが積まれるということ。

つまりSモデルは、ICEとPHEVで搭載エンジンが変わるのである。

V8カイエンはエンジンが主役だったが、それがV6になってどうなるのか気になっていたがS E-ハイブリッドはモーターもしっかりと存在感があった。つまりダブル主演というわけだ。試乗前から期待も大きかったがそれは裏切られなかった。軽快なハンドリングや身のこなし、パフォーマンスなど、さすがポルシェの製品だと言える高い完成度である。

画像: ターボ E-ハイブリッドwith GTパッケージはV8ツインターボエンジンにモーターを組み合わせる。

ターボ E-ハイブリッドwith GTパッケージはV8ツインターボエンジンにモーターを組み合わせる。

サーキットでは、GTパッケージに試乗した。このモデルは、従来型で用意されていたトップモデルのターボGTがデリバリーされない日本や中国など向けに用意されたものである。

出力&トルクはターボ E-ハイブリッドもGTパッケージも同じ739ps9&950Nmmだが、カーボンパーツの積極的な採用で車両重量が100kgほど軽量化され、0→100km/h加速はターボE-ハイブリッドより0.1秒速い3.6秒となる。最高速度も10km/h高い305km/hである。

モーター出力は130kWでこれは従来比+30kW、最大トルクは460Nmとなりこちらは+50Nm、高電圧バッテリーの容量は、従来の17.9kWhから25.9kWhと+8kwh、一充電時のEV走行距離はS E-ハイブリッドが71〜78km、ターボ E-ハイブリッドが70〜73km、GTパッケージが71〜72kmである。

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