より力強いデザインを採用して2回目のマイナーチェンジを実施
アウディ初のSUVモデルとなる初代Q7は、2006年の生産開始から2015年の生産終了までに55万台以上の販売台数を誇り、一躍人気車種となった。その後、2015年には現行型の第2世代へとバトンタッチを受け、2019年には最初のアップグレード(マイナーチェンジ)が行なわれている。
今回は2回目となるアップグレートで、内外装のリニューアルを中心として、快適性の向上などが図られている。
まずエクステリアでは、グリルの輪郭とポジションがより高くなったヘッドライト間の新しい相互作用により、力強くより存在感のある外観を強調して、フロントにまったく新しい印象を与えている。
また、車両の基本構造に統合された、カラーフレームを備えた新しいエアインテークは、人目を惹くアピールポイントのひとつ。自信に満ちたエクステリアをさらに強調している。
新型Q7には高輝度LEDヘッドライトが標準装備され、路面を明るく照らす。マトリクスLEDヘッドライトはオプション設定で、さらにアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトも選択可能だ。
光を操ることで、安全性向上に貢献
このマトリクスLEDヘッドライトは、左右それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたレーザーテクノロジーを象徴するブルーのポジションライトによって認識することができる。
今回初めてQ7にオプション設定される高度にデジタル化されたOLEDリアライトも、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することができる。
このデジタルOLEDリアライトには、アウディA8、Q8、Q5と同様に、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能が採用されている。他の走行車両が停止しているQ7の後方2m以内に近づくと、コントロールユニットによりすべてのデジタルOLEDセグメントが自動的に点灯する。