2024年2月7日、ポルシェジャパンはビッグマイナーチェンジされたタイカンおよびタイカンクロスツーリスモの予約受注を開始した。

大幅に改良された装備と軽量化

画像: 高速からの減速時の最大回生性能は、290kWから400kWへと30%以上向上した。

高速からの減速時の最大回生性能は、290kWから400kWへと30%以上向上した。

性能と効率を同時に向上できたのは、全グレードで先代モデルの出力を最大80kW上回る新しいリアアクスルモーターを備えた先進のパワートレーン、ソフトウエアを最適化した改良型パルスインバーター、より強力なバッテリー、サーマルマネジメントの改良、次世代ヒートポンプ、改良型回生および4WDストラテジーなど、複数の要因によるものだ。

高速からの減速時の最大回生性能は、290kWから400kWへと30%以上向上した。全グレードに空力的に最適化されたホイールと転がり抵抗を低減したタイヤが標準装備。新しい21インチホイールとタイヤは専用に開発されている。

車両重量は最大15kg軽量化されたが、標準装備は従来よりもさらに充実している。アンビエント照明、フロントシートヒーター、ポルシェ インテリジェント レンジマネージャー、ワイヤレス充電式スマートフォントレー、運転席側および助手席側充電ポート、ドライブモードスイッチ、パワーステアリングプラスが標準装備される。日本仕様ではタイカン4Sにパフォーマンスバッテリープラスが標準で搭載される。

ベーシックグレードのタイカンにも、アダプティブ エアサスペンションとアルミニウム製ドアエントリーガードが標準装備される。装備のアップグレードに加えて、製品仕様の向上には、容量を増やしながら軽量化されたバッテリーが含まれる。

魅力的なデザインに、インテリアも充実

画像: 装備の充実したインテリア。日本仕様は、全グレードとも右ハンドルとなる。

装備の充実したインテリア。日本仕様は、全グレードとも右ハンドルとなる。

エクステリアでは、新デザインのヘッドランプとテールランプを備えた新しいフロントエンドとリアエンドのスタイルにより、タイカンの滑らかで純粋なデザインはさらに磨き上げられた。新しいフロントフェンダーとフラットなヘッドランプが、タイカンのワイド感をさらに強調する。

精巧な光学を使用した高解像度HDマトリックス テクノロジーの新しいヘッドランプは、夜間にポルシェ特有の4灯のグラフィックで照らす。テールランプ ストリップのポルシェロゴは、立体的なガラスルックのデザインを採用し、初めて装備されたイルミネーテッド仕様は、乗車時および発進時のアニメーションが特徴だ。

ターボとターボSは、エクステリアとインテリアの両方で、アクセントカラーのターボナイトを採用して、他のグレードと差別化されている。

インテリアでは、インストルメントクラスター、センターディスプレイ、オプションの助手席側ディスプレイは、機能を追加して最適化されたユーザーインターフェースを備えている。ステアリングホイールにはモードスイッチを標準装備。スポーツクロノパッケージとパフォーマンスバッテリープラスを装備したモデルでは、モードスイッチに専用のプッシュ to パス ボタンを備える。

ステアリングホイールの左側後方にある新しいコントロールレバーを使用すると、ドライバーアシスタンス システムをより直感的に操作できる。アップル カープレイは、ディスプレイと機能にさらに完全に統合されている。新しい車載ビデオ機能により、センターディスプレイと助手席側ディスプレイでのビデオストリーミングも可能だ。

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