ホンダは2024年5月16日、報道陣向けに「2024 ビジネスアップデート説明会」を開催しました。電動化に向けた取り組みの今後の方向性とともに、財務に関する戦略も紹介。改めて、EVを柱としながら歩んでいく決意表明となります。同時にそこには次世代の「ホンダらしさ」を生む、革新の行方を垣間見ることができました。

軽量化、低重心化とともに、ロボティクス技術走りを変える

一方、小型EVラインナップの方は、N-VANe:を始めとする軽乗用EVやホンダ モバイルパワーパックを4個搭載する超小型モビリティなど数タイプが、ニーズのあるエリア向けに導入されます。

画像: 2024年秋に日本で発売を予定する軽商用EV「N-VAN e:」を皮切りに、2025年には軽乗用EVモデルを投入する。

2024年秋に日本で発売を予定する軽商用EV「N-VAN e:」を皮切りに、2025年には軽乗用EVモデルを投入する。

そんな中でちょっと気になるのが、「2026年には操る楽しさを際立たせた小型EV」の誕生が、予告されたことでしょう。

具体的に「どんな楽しさなのか」はまだ内緒、のようですが、ゼロシリーズの魅力として明らかにされたポイントとしては、次の4つが挙げられました。

操る喜びとともに軽快な走りを支える新技術

・ボディ骨格の軽量化に加え、F1やハイブリッドの開発で培った技術で軽量・薄型化した新型パワーユニットの採用により、従来比約100kgの軽量化を実現
・バッテリーやパワーユニットなどの重量物を低く、車体中心に配置し低重心化することで、クルマの挙動が安定し、キビキビとした軽快な走りを創出
・ドライバーが思い通りコントロールできる技術として、Honda独自のロボティクス技術で培った姿勢制御によるモーションマネジメントシステムがさらに進化
・モータースポーツで培った高効率なパワーユニットと、高い空力技術の組み合わせにより、Hondaらしい軽快な走りと世界トップクラスの電費性能を両立、各モデルで300マイル以上の充分な航続距離の実現を目指す

もしかしてフル電動「CR-Z」復活? いや、さらに遡って「CR-X」復活!?まで期待してもいいかもしれません。

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