Honda独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」が今、急速な進化を遂げようとしています。その立役者は、高められた効率を「愉しさ」に結び付けてくれる次世代テクノロジーの数々。まずは、さっそくの市販化が期待できる「Honda S+ Shift」を、新型プレリュードプロトタイプのテストドライブでチェック!本当の意味で「スマート」な次世代スポーツクーペの、魅力の片鱗を窺うことができました。

e:HEVワールドの広がりは、もしかすると想定を超える

ワークショップの中でホンダは、e:HEVシステムとプラットフォームの刷新による「圧倒的な戦闘力を備えた商品群」を、順次市場に投入する計画も明らかにしています。少なくともここ数年は、その戦闘力向上には常にICEの存在が垣間見えるような気がします。

画像: ホンダ初の量産ハイブリッド「インサイト」が誕生してから、ちょうど25年目に当たる2024年に、技術的な革新はもちろん、事業環境におけるその戦略的重要性が改めて実感されることになった。

ホンダ初の量産ハイブリッド「インサイト」が誕生してから、ちょうど25年目に当たる2024年に、技術的な革新はもちろん、事業環境におけるその戦略的重要性が改めて実感されることになった。

ちなみにHonda S+ Shiftを紹介するオフィシャルリリースには、「エンジンとモーター制御による有段変速フィーリング」という見出しとともに、「まるで有段ギアを変速したようなドライブフィールを実現します」と謳われています。

「有段ギア」という表現が、なんとも味わい深い印象。そのあたりからもまた、内燃機関(と書いてアナログと読む?)大好き!感が伝わってくるのではないでしょうか。こだわりからもたらされる「恩恵」は、まさに、華やかな「序章(プレリュード)」の先にすでに見えているのかもしれません。

ところで・・・・ちょうど、この原稿を書いているたった今(2024年12月23日18時頃)、日産とホンダ、三菱自動車が「経営統合」に向けた「3社協業形態の検討に関する覚書を締結」に関する記者会見が開催されています。

そこで記者の質問に答えるカタチで本田技研工業株式会社 取締役 代表執行役社長 三部 敏宏氏が、「たとえば」の話として、統合のシナジーとして期待される「強み」のひとつとして「我々のハイブリッドが・・・」と発言しました。もしも統合が実現すれば、事業の立ち上がりはまずはホンダがリードしていく形になるといいます。

その戦略的根幹に、Honda e:HEVが重要なコアとして位置付けられていることは、間違いなさそうです。「Biz&Techの世界」は果たして、どこまで広がりを見せることになるのでしょうか。

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