2025年1月10日(現地時間)、2025北米カー・オブ・ザ・イヤーと欧州カー・オブ・ザ・イヤー2025が発表され、前者はホンダ シビック ハイブリッド(北米仕様)が、後者はルノー5(サンク)Eテック エレクトリックとアルピーヌ A290が受賞した。

ルノーは2年連続で欧州COTYを受賞

画像: 2024年のセニック Eテック エレクトリックに続き、ルノーは5 Eテック エレクトリックで2年連続で欧州COTYを受賞した。

2024年のセニック Eテック エレクトリックに続き、ルノーは5 Eテック エレクトリックで2年連続で欧州COTYを受賞した。

欧州COTYも、時差こそあるものの北米COTYと同じ2025年1月10日にベルギーのブリュッセル モーターショーで行われた、欧州COTY審査員主催のセレモニーで発表された。欧州COTY2025に選出されたのは、ルノー5 Eテック エレクトリックと、その姉妹車にあたるアルピーヌ A290。

欧州COTYは、23カ国60人のモータージャーナリストによって選ばれる。2024年11月に行われた第1回投票では、アルピーヌA290と共同でエントリーしたルノー5 Eテック エレクトリックが、アルファロメオ ジュニア、シトロエン e-C3/C3、キュプラ テラマー、ダチア ダスター、ヒュンダイ インスター、そしてキア EV3と並ぶ7台のファイナリストの1台に選ばれた。

そして決選投票では、ルノー5 Eテック エレクトリックとアルピーヌ A290が353ポイントを獲得して1位となった。ちなみに、ルノー車が欧州COTYを受賞するのは、ルノー 16(1966年)、ルノー 9(1982年)、クリオ(日本名ルーテシア)I(1991年)、セニック(1997年)、メガーヌII(2003年)、クリオIII(2006年)、そしてセニック Eテック エレクトリック(2024年)に続く、8台目となる。なお、アルピーヌが欧州COTYを受賞するのは、初の快挙となる。

画像: アルピーヌとして初めて欧州COTYを受賞した、アルピーヌA290。

アルピーヌとして初めて欧州COTYを受賞した、アルピーヌA290。

2024年、ルノーは往年の名車ルノー5をオマージュしたバッテリー電気自動車「ルノー5 Eテック エレクトリック」を発表。その魅惑的なデザインと、電気およびデジタル技術によってもたらされる楽しく直感的な体験は、電動モビリティを理想的なものにする。

今回の受賞は、電動化戦略の妥当性と、「ルノーリューション計画」の一環として開発された、ルノーとアルピーヌによる両車の品質の高さを浮き彫りにするものだ。AmpRスモールプラットフォームにより、両車は高いレベルの顧客価値を提供する一方で、デザイン、開発、車載技術、顧客体験の面で各ブランドが独自のポジショニングを自由に表現している。

ルノーは12年以上にわたり、電動モビリティを誰もが手の届くものにすることを目指してきた。Cセグメントでのメガーヌとセニックの発売に続き、ルノー5とルノー4を投入し、Eテック エレクトリックのレンジをBセグメントに拡大する。この2モデルは電気自動車の普及を加速させ、持続可能なモビリティの新時代におけるリーダーとしてのルノーの地位を強化する上で重要な役割を果たすだろう。

なお、アルピーヌ ジャポンではA290の日本導入を、またルノー ジャポンも5 Eテック エレクトリックなどの導入を検討しているが、現段階では導入時期に関してはアナウンスされていない。コンパクトでスタイリッシュなフレンチBEVが日本の公道を走る姿を、早く見てみたいものだが・・・。

画像: ルノー5 Eテック エレクトリックのインテリア。

ルノー5 Eテック エレクトリックのインテリア。

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