先進的な変更も含めたエクステリアに
モデルYは、テスラ5番目のモデルとして2019年に発表(発売は2020年、日本仕様の受注開始は2022年)された、ミッドサイズSUVの電気自動車だ。2023年には約120万台を販売し、電気自動車として初めて世界の車種販売台数のトップに立った(JATO Dynamics社調べ)。
今回のアップデートでは、サイバートラック(Cybertruck)やロボタクシーのサイバーキャブ(Cybercab)から得た大胆なデザインテイストを取り入れ、リアまわりのデザインではボディパネルテールライトとして初の拡散反射技術を採用するなど、先進的な変更も含めたエクステリアに仕上がっている。
また、サスペンションの改良やシートベンチレーション、リアシート用の8インチタッチスクリーンなども装備し、これまで以上に快適な車内空間を提供する。
アップデートされたモデルYの初回限定版は「ローンチシリーズ(Launch Series)」となり、車両価格(税込)は、RWD(後輪駆動)が595万円、ロングレンジ(デュアルモーターAWD)が683万9000円。デリバリーは2025年4月からを予定している。なお、車両価格は変動するため、最新の販売価格はテスラジャパンのWebサイトで確認して欲しい。
テスラ モデルY ロングレンジ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4800×2130(ミラー使用時)×1625mm
※ミラー格納時の全幅は1980mm
●ホイールベース:2890mm
●車両重量:1990kg
●モーター:交流同期電動機×2
●一充電航続距離:635km(自社測定値)
●最高速度:201km/h
●0→100km/h加速:4.3秒
●駆動方式:AWD
●タイヤサイズ:255/40R20
●車両価格(税込):683万9000円
在庫車を購入すると充電料金が5年間無料に!
また、テスラジャパンではモデルYの在庫車を購入すると、スーパーチャージャーを利用した充電料金が納車後5年間無料になるキャンペーンを開催している。たとえば、年間1万kmを走行する人の場合、ガソリン価格が180円/L、燃費が20km/Lと仮定すると、5年間で燃料代は約45万円となる。それがモデルYをスーパーチャージャーのみで充電すれば、5年間でも0円なのだ!
このキャンペーンの対象車両は、モデルYの在庫車(アップデート前のモデル)のみ。適用条件は、2025年1月1日以降に対象車両を注文し、同年3月31日までに納車を完了した車両が対象となる。
スーパーチャージャーは日本国内でも125箇所、638基が運営されている(2025年1月現在)。ガソリン代が高騰を続けるこの時代に、5年間は走行距離や充電量の制限なしにスーパーチャージャー充電が無料で利用できるのは、かなり魅力的といえるだろう。
電気自動車の購入を考えている人は、まずはテスラの在庫車サイトを覗いてみては、いかがだろうか。