2025年3月26日(現地時間)、マセラティS.p.A.はイタリア・モデナにあるマセラティ本社工場に、顧客の要望に応えて理想の1台を実現するための拠点「オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ」を新設した。また新しい拠点のオープニングを記念して、カスタマイズプログラムの最高傑作として製作されたワンオフモデル「MC20 チェロ “Less is More...?”」を発表した。

オーダーメイドクラフトマンシップの象徴とも言えるプログラム

マセラティの特徴的なトライデントのエンブレムが誕生してから100年。このエンブレムは、ボローニャのマッジョーレ広場にあるローマの海神「ネプチューン」像から着想を得て、マセラティ兄弟のひとりである芸術家のマリオ・マセラティによってデザインされた。その後、このエンブレムは「ティーポ 26」のグリルに用いられ、翌年、公道レース「タルガ・フローリオ」でデビューを果たしている。

画像: インテリアには、タンニンレザーにインスパイアされた新しいレザーカラーや伝統的な梳毛メランジウールを沸騰させるモダンな生地も用意。独特の質感、予想外の色調を組み合わせることもできる。

インテリアには、タンニンレザーにインスパイアされた新しいレザーカラーや伝統的な梳毛メランジウールを沸騰させるモダンな生地も用意。独特の質感、予想外の色調を組み合わせることもできる。

マセラティの栄光の歴史は、この特徴的なトライデントのエンブレムとともに、トラックから始まり、公道へと広がっていった。

2025年はトライデントのエンブレム誕生から100周年にあたるが、このエンブレムは単なるマークではなく、伝統と革新、ラグジュアリーの象徴であり、100周年を機に、マセラティは顧客それぞれの理想を実現するため大胆な投資を行い、カスタマイズプログラム「マセラティ・フォーリセリエ」を立ち上げることになった。

「マセラティ・フォーリセリエ」はオーダーメイドクラフトマンシップの象徴とも言えるプログラムで、莫大なカタログリストの中から、ボディカラー、ブレーキキャリパー、ホイール、インテリア素材やカラー、細部の仕上げを組み合わせて、顧客の要望に応えてカスタマイズしていく。

カスタマイズプログラム「マセラティ・フォーリセリエ」には「フォーリセリエ・コルセ」と「フォーリセリエ・フトゥーラ」という2つのコレクションがあり、「フォーリセリエ・コルセ」はマセラティの輝かしいレースの伝統のデザインが取り入れられているのが特徴で、一方の「フォーリセリエ・フトゥーラ」は未来向の人々に向けて最新技術を活用した素材と色彩でザインされている。

そしてもうひとつ、唯一無二のワンオフモデルを製作する完全テーラーメイドの「ビスポーク」プログラムも用意される。これは顧客の要望に限界を設けない究極のテーラーメイドで、いわばマセラティとオーナーが協力して特別なモデルを創りあげるというものだ。

マセラティS.p.A.のサント・フィチーリCEOは「マセラティはイタリアン・ラグジュアリーを象徴する存在です。この理念を究極の形で具現化するためには、フォーリセリエを通じてお客様の要望を最優先に考えることが重要です。細部にまでこだわり、マセラティを選んでくださる方々のニーズに応えることこそ、私たちの真髄です。新しい『オフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティ』を通じて、職人技と伝統を継承しつつ、よりパーソナライズされた新たな体験を提供することで、ブランドの新たな章を切り拓きます」とコメントしている。

マセラティは現在、 日常を特別なものにするSUV「グレカーレ」、イタリアのグランドツアラーを象徴する「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」、スーパースポーツカー「MC20」「MC20 チェロ」、レース用に開発された「GT2」の公道走行モデル「GT2 ストラダーレ」をラインナップするが、カスタマイズプログラム「フォーリセリエ」の設立により、これまで以上に「特別なブランド」に生まれ変わろうとしているようだ。

画像: ボディカラーに調和する新色の高級感あふれるポリッシュ仕上げホイール、専用ブレーキキャリパーも用意。

ボディカラーに調和する新色の高級感あふれるポリッシュ仕上げホイール、専用ブレーキキャリパーも用意。

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